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釜めしのデポジットってないのかな [This and that]

小学校の3、4年生の頃、いつも遊びに行っていたグランドがあった。そこはかつて中学校のグランドだったところで、その向かいには、中学校があった頃にはそこの生徒向けにお弁当やら菓子パンやら、文具などを販売していたお店が、中学校が移動したあとも営業を続けていた。

遊ぶと言ってもゴムボールを使った手打ち野球だ。ボール1個で遊べる手軽さと、それ程広い場所を必要としないので、いくつかのグループが同時に遊べるのでなんとなくいつも手打ち野球ばかりやっていた。

遊んでいればのども渇く。大抵はその向かいのお店でペプシを飲んでいた。当時、300mlのビンで60円。その場でビンを返せば10円戻ってくるので、50円で済んだのだった。しかも王冠の裏蓋をめくると当たりはずれが書いてあり、50円が当たればそれはすなわちもう1本ペプシが飲めたということなのだった。

そのころコカ・コーラはいわゆるレギュラーボトルしかなかったんじゃないかな。だから同じ金額で多い量が飲めるペプシの方を自然と選択したってことになる。そりゃまあお小遣いの乏しい小学生なら当然だったろう。

で、このようにビンを回収して再利用するというのはペットボトルが隆盛の今となってはなかなか昔のように増えるというわけにもいかないのだろうなと思う。けれど“エコ”がキーワードの現代にこそ実はこうしたシステムを再構築する必要があるんじゃないかな、なんて思うのだ。

ところで、今日、上信越道の上り車線の横川SAで駅弁の定番「峠の釜めし」を食べた。持ち帰りではなくその場で食べたのだけれど、食べた後の器は回収ボックスが設置されていて、そこに置くようになっていたのだ。で、疑問だったのはあの回収した器ってどうするのかなってこと。調べてみたら製造販売元のおぎのやのWebサイトにはQ&Aがあって、ドライブインなどで利用されたものについては再利用しているのだそうだ。

そうすると、「峠の釜めし」って1個900円するんだけど、そのうちあの器にどの程度の原価がかかっているのかなってこと。もしちゃんと洗浄して再利用するなら、その場で器を返したら50円戻すとかってやればいいのになって、ちょっとみみっちい話だけど、思ったのだった。

厳密には洗浄の手間とかでそれなりのコストも発生して難しいのかもしれないけどね。それでも“エコ”で資源の再利用っていうのは、それだけでもウリになるんじゃないかなあ。


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