ASIA エイジア [Music]
エイジアの東京国際フォーラムでのライブを見た。
エイジアといえば洋楽聴き始めの高校生の頃に夢中になってファーストアルバムとセカンドアルバムを聴きまくっていた。その後発売されたサードアルバムの「アストラ」も買いはしたしよく聴いたけど、悪いアルバムではないのだがギターのスティーブ・ハウが脱退していたので、なんとなくオリジナルと違う感じは否めなかった。
その後しばらくばらばらとメンバーが抜けて活動停止状態になっていたのだが、1990年にベストと未発表曲のコンピレーション盤発表後にギターだけオリジナルメンバーではないパット・スロールではあったが来日公演を行い、またいつ解散するか分からないからとにかく見に行こうと、この時初めて生エイジアを見た。この時のライブはまあなかなかよくって満足した記憶がある。そしてこのツアーのモスクワ公演がライブ盤として発売された。
で、確かその後もう一度来日の予定があったのだが、直前のメンバー脱退により急にジョン・ウェットン・バンドでの公演に変更になったので、チケットを買っていたけれど払い戻ししてこの時は結局見なかった。
以後、エイジアはジェフ・ダウンズを中心にして活動を続けていたようだが全く関心がわかず、もうオリジナルエイジアは見れないだろうなあと思っていたところ、なんと2006年にオリジナルメンバーでの活動再開のニュースが流れ、しかも去年、2007年には満を持して来日。ようやく「エイジア・イン・エイジア」が実を結んだのだった。
ところが期待が大きかったのか去年のライブは正直演奏自体はそれほどいいものではなかったように思う。もともとその傾向はあったにせよ、メンバーが個々に何となくバラバラな印象を受けたし、各メンバーの昔在籍していたバンドの楽曲演奏では、イエスの「ラウンドアバウト」なんかはメタメタだった。
それでもオリジナルメンバーのライブが見れただけでもとりあえず良かったし、このまま活動停止しても本望だなあと思ったものだった。なにより去年の夏にはジョン・ウェットンは心臓のバイパス手術を受けているし、活動の継続は難しいのではというような状況もあったからだった。
でもジョン・ウェットンのその後の経過も幸い良かったようで、ニューアルバムの制作も発表されたり、1年ぶりの来日も発表になったりと結構ちゃんと活動継続のニュースもあって嬉しい反面、去年のライブの内容を考えると、今回は1年しか経ってないし、まあいいかなあと見に行くつもりはなかったのだが、会社でたまたまチケットをいただくことになったので、せっかくだからということで今日見に行ったのだった。
ニューアルバムから2曲演奏したのと、いくつかの曲が入れ替わったのをのぞくと、基本は去年のライブと大きく変わらない構成だったと思う。各メンバーの以前在籍したバンドの曲も全く同じ。けれど演奏は格段に今回の方が良かった。いやこれはもう本当に今日のライブは最高だった。大手術の後とは思えないジョン・ウェットンのボーカルの伸びやかな声も良かったし、メンバーが1年前よりも一体となっていたように思うのだ。
もちろん相変わらず個々にはしりまくるような危ないところもあるのだけれど、これはもうバンドの味と思えばいいのではないだろうか。カール・パーマーのリズムが狂うのはもうしょうがないのかも。でもドラムソロは素晴らしいからねえ。
気になるのは今後の活動かな。もしまたライブを続けるなら、今度は各メンバーの昔の曲なんかも違うものに変えたり、あるいはそういうのはやめてエイジアの曲だけで構成するとか、全体的に新味のあるものになるといいなあと思う。
昨今80年代の懐かし系バンドの来日公演を見た中ではピカイチな今日のライブだった。
エイジアといえば洋楽聴き始めの高校生の頃に夢中になってファーストアルバムとセカンドアルバムを聴きまくっていた。その後発売されたサードアルバムの「アストラ」も買いはしたしよく聴いたけど、悪いアルバムではないのだがギターのスティーブ・ハウが脱退していたので、なんとなくオリジナルと違う感じは否めなかった。
その後しばらくばらばらとメンバーが抜けて活動停止状態になっていたのだが、1990年にベストと未発表曲のコンピレーション盤発表後にギターだけオリジナルメンバーではないパット・スロールではあったが来日公演を行い、またいつ解散するか分からないからとにかく見に行こうと、この時初めて生エイジアを見た。この時のライブはまあなかなかよくって満足した記憶がある。そしてこのツアーのモスクワ公演がライブ盤として発売された。
で、確かその後もう一度来日の予定があったのだが、直前のメンバー脱退により急にジョン・ウェットン・バンドでの公演に変更になったので、チケットを買っていたけれど払い戻ししてこの時は結局見なかった。
以後、エイジアはジェフ・ダウンズを中心にして活動を続けていたようだが全く関心がわかず、もうオリジナルエイジアは見れないだろうなあと思っていたところ、なんと2006年にオリジナルメンバーでの活動再開のニュースが流れ、しかも去年、2007年には満を持して来日。ようやく「エイジア・イン・エイジア」が実を結んだのだった。
ところが期待が大きかったのか去年のライブは正直演奏自体はそれほどいいものではなかったように思う。もともとその傾向はあったにせよ、メンバーが個々に何となくバラバラな印象を受けたし、各メンバーの昔在籍していたバンドの楽曲演奏では、イエスの「ラウンドアバウト」なんかはメタメタだった。
それでもオリジナルメンバーのライブが見れただけでもとりあえず良かったし、このまま活動停止しても本望だなあと思ったものだった。なにより去年の夏にはジョン・ウェットンは心臓のバイパス手術を受けているし、活動の継続は難しいのではというような状況もあったからだった。
でもジョン・ウェットンのその後の経過も幸い良かったようで、ニューアルバムの制作も発表されたり、1年ぶりの来日も発表になったりと結構ちゃんと活動継続のニュースもあって嬉しい反面、去年のライブの内容を考えると、今回は1年しか経ってないし、まあいいかなあと見に行くつもりはなかったのだが、会社でたまたまチケットをいただくことになったので、せっかくだからということで今日見に行ったのだった。
ニューアルバムから2曲演奏したのと、いくつかの曲が入れ替わったのをのぞくと、基本は去年のライブと大きく変わらない構成だったと思う。各メンバーの以前在籍したバンドの曲も全く同じ。けれど演奏は格段に今回の方が良かった。いやこれはもう本当に今日のライブは最高だった。大手術の後とは思えないジョン・ウェットンのボーカルの伸びやかな声も良かったし、メンバーが1年前よりも一体となっていたように思うのだ。
もちろん相変わらず個々にはしりまくるような危ないところもあるのだけれど、これはもうバンドの味と思えばいいのではないだろうか。カール・パーマーのリズムが狂うのはもうしょうがないのかも。でもドラムソロは素晴らしいからねえ。
気になるのは今後の活動かな。もしまたライブを続けるなら、今度は各メンバーの昔の曲なんかも違うものに変えたり、あるいはそういうのはやめてエイジアの曲だけで構成するとか、全体的に新味のあるものになるといいなあと思う。
昨今80年代の懐かし系バンドの来日公演を見た中ではピカイチな今日のライブだった。
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