F1：イタリアグランプリ

イタリアグランプリが終わった。今年はなんだか雨のレースが多いね。

今日のトピックはなんといっても史上最年少で優勝したトロ・ロッソのヴェッテルだろう。ポール・ポジションからのスタートだから完璧なレースだったといっていい。雨のレースとはいえリタイヤも1台だけだったわけだし、いわゆる棚ぼた優勝とは違うわけで、その点でも価値ある優勝といえるだろう。

チームの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーはF1に興味を持ちはじめて見始めた頃の現役レーサーだったので、共感というわけではないけれど、なんとなくいやあよかったなあと思うのだ。ただ、そのことを考えると、つくづくスーパーアグリの件は残念でならないんだよなあ。こうしてプライベーターのチームが優勝するのを目の当たりにすると、やっぱりF1ってこういうチームがあるからこそ面白いのであって、今回だってフェラーリエンジンを積んだイタリアのプライベーターチームがフェラーリを含むトップチームを押さえて優勝しちゃったわけで、同じようにホンダワークスを脅かしていたスーパーアグリが存続できなかったのがねえ…本当にどうにかならなかったのかなあ。

けれどそのスーパーアグリの佐藤琢磨がトロ・ロッソのテストを受けるというし、もし来期のシートが決まったら嬉しいね。

ところで、マクラーレンのハミルトンなんだけど、これはねえ…ダメですわ。嫌いなドライバー決定かな。今までのトラブルなどを見ていてもそうだったけど、今日も、とてもチャンピオンを争うようなドライビングじゃないなあと感じてしまった。いや、バトルがダメとはいわない。バトルがある方がもている方は面白いしワクワクもする。それでも感情にまかせたように隣の車をコース外に押し出すような走り方は紳士的じゃないし、スポーツマンとしても恥ずかしくはないだろうか。特にモータースポーツはまかり間違えれば命の危険だってあるわけだし。まだおこちゃまなのかなぁ…。

マクラーレン自体は嫌いなチームじゃないんだけど、もう気分的に応援できないね。

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