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プラズマテレビが壊れた… [Audio / Visual]

6年前に購入したソニーのプラズマテレビ。当時はまだWEGAブランドだった。そのプラズマWEGAの37インチ、KDE-P37HV2が壊れた。
 
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正確には電源が入るのだが画面に「ファンエラー」の表示が出て、しばらくすると自動的に電源が落ちるというものだ。調べたところファンそのものが動かなくなるもので、それがファン周囲のホコリなどの汚れによるものだったり、回路がダメになったりと原因は様々らしい。

サポートに電話したところ、修理代金は2万円から高いと7万円くらいになるらしく、それは見てみないと何とも言えない、とのことだった。仕方なく様子見ということにして、自分で分解してファンの掃除をしてみた。ネット上でそれでエラーが解消したという書き込みを見たからでもある。

テレビの分解は細心の注意が必要なのはもちろん知っているが、最後の手段のつもりだった。ダメなら買い換えるしかないかなという諦めの気持ちもあった。で、結局、ファンのホコリを取ってもダメ。エラーはそのまま。仕方ない。買い換えか。

デザインも気に入っていたし、画質も購入当初は満足していたものの、緩やかなグラデーションに段差が見えるなどやや厳しいところもあったのも事実。でも発色はよかったし、プラズマなので視野角も広い。リビングで放送波を見るなら十分であったのだ。

でもフルハイビジョンじゃないし、HDMI端子も付いてないし、iLinkはあるんだけど、さすがに今からD-VHSってわけにもいかないし。なにより初期のプラズマテレビだから消費電力が大きい。344Wだよ。で、今ならエコポイントもあるし、販売店もそれを見越して売りにきているだろうからチャンスかなあと思って、液晶テレビに買い換えることに決定。早速ネットでも調べて、やっぱりソニーかなと候補を人感センサーの付いたブラビアKDL-40V5として吉祥寺のヨドバシカメラへ向かった。

ところが店頭での価格がヨドバシドットコムよりかなり高い。ポイントは週末ということもあって20%となっていたけど。むー。確かに以前新宿で、ネットと店舗は価格が違うことがありますと言っていたし、店舗だって地域で値段違うだろうし、そういうものかとも思うんだけど、店舗まで足を運んで高いのは納得いかないなあ。理屈としてオンラインが経費が安いので値段下げられるというのも理解できるんだけどねえ。

で、店員さんを探してその点聞いてみた。すると一度奥に引っ込んで、戻ってきたら、価格をネットに合わせることはしますと言ってくれた。でもクレジットカードで払いたい自分としてはポイント還元率も気になるところ。ネットではカード払いでも20%なのに、店頭では20%なのは現金(またはデビッドカード)だけでクレジットカードだと2%率が下がってしまうのだ。その分を何とかならないかと聞いてみたけれど、それはNG。あまり無茶言う客になりたくなかったし、ダメならネットで買えばいいだけなので、ここはじゃあ結構ですと店舗での購入をあきらめた。しかし、店舗まで足を運んで今にも買おうという態度で話をしたのに、そこを逃すまいという積極性が感じられなかったのは残念。店員もあきらめた感じだったのはなんだかなあ。

もちろん価格だけで比べれば、今は競争激しい池袋などに行けば、もっと安く買えたかもしれない。けれど、ヤマダやビックは過去あまりいい買い物をした記憶がないのでどんなに安くても行く気がしないんだよなあ。そこは価格じゃないんだよねえ。

で、結局ヨドバシドットコムで注文。

しかし、6年前のプラズマ購入価格を考えると、今のテレビの値段は激安だね。KDE-P37HV2の希望小売価格って70万だよ。もちろん実売価格はもっと下がっているとはいっても、もの凄く高いよね。しかもスタンド別売りでこれが3万円。はあ、よく買ったなあ。てかそれが6年でおじゃんなのは早いか…。修理すればよかったかなぁ。


いわゆるiPodへの著作権補償金課金問題と読売新聞の主張 [Audio / Visual]

まず最新のニュース。

「ダビング10」の6月2日実施は事実上延期に

そしてこの問題に関して、読売新聞では5/10の社説でこんな主張をしている。

ダビング10 メーカーの頑固さ、なぜ?

そもそも予定通りなら準備の進められたダビング10はまもなく実施開始であったわけで、こじれた原因は読売の社説でもほんの少し触れているが、著作権の補償金をiPodやHDD録画機器にまで拡大して上乗せするよう文化庁案が示された事による。

このニュースに対しては本当に理解しがたい思いがあった。まずiPodだ。個人的な話をすると、自分自身はiPodで聴いている音楽はそのほとんどが自分で購入したCDを取り込んだもので、一部iTunesStoreで購入した楽曲だ。レンタルは全く利用していない。この状況では、既にCDを購入したり、オンラインで購入した楽曲の金額に著作権料が含まれており、それを支払っているわけで、あとは聴き方の問題であってiPodに取り込んだデータを他のPCにコピーしたりするわけもなく(基本そのままではできないし)、なんら問題のある使い方をしていないのに、あたかもiPodを利用している人たちは著作物を不当に複製しているかの如くそこから補償金を徴収しようとするのは、全くこうしたデバイスの使用方法を理解していない人たちの考えとしか思えず、きちんとしているユーザーからすれば著作権料の二重取りをされることになるといえる。

また、HDD内蔵のレコーダーにしても、500GBや1TBのHDDに録画できるだけ録画していっぱいになったらまた新しいレコーダーを買い足すならいざしらず、通常は見たら消すし、保存する場合はDVDやBDにムーブするだろう。その場合、DVDやBDのメディアに補償金が課金されていればよく、そういう意味において現状で何ら問題ないはずなのに新たに取りやすいところから徴収しようという意図が見え隠れして、この方法で問題の本質が改善するとはとても思えないのだ。

この問題について非常にわかりやすく整理していた記事があった。

補償金制度拡大案への多くの疑問

自分の中でもやもやと思っていたことがわかりやすくまとめられていて、そうそう、それが問題だよなあと読みながら納得してしまった。

それに比べると読売新聞の社説は問題を一面でしかとらえていず、その主張は一見するとメーカーのわがままが消費者のためになってないような口ぶりで、まるで消費者のために言っているんですよ、とばかりに感じ取れるが、実際はそうでなく、著作権管理団体の擁護に他ならない。この偏った主張はさすがに読売だなあと思うのだけど、これを読んだ読者が他の様々なニュースソースにあたらなければ読売が主張するメーカー批判に乗っかりかねず、その影響を考えると、まじめにCDを買い、DVDやBDのパッケージソフトを買い、コピーワンスでもそれを受け入れ保存したいものはムーブして、と現状の中で対応しているちゃんとしたユーザーが最も割を食うわけで、最悪な「正直者が馬鹿をみる」状況が生まれてしまうだろう。

話は大きくなるが、このところの社会のモラル低下はこうした「正直者が馬鹿をみる」ということが政治や行政の問題などで後を絶たないことが最大の原因ともいえ、今回の問題もそうならないことを願いたいし、最大の発行部数を誇る新聞社がそのモラル崩壊を後押しするようなことだけはして欲しくないと思うのだ。
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次世代ディスクはどうなるの?:その5[ついに決着か?] [Audio / Visual]

前回の記事を書いてからまだ半月。その日は近づいてきたか。

まだ形式にはないも発表されていないが、いよいよ東芝がHD DVD事業からの撤退を検討しているということがニュースとして飛び込んできた。

東芝:HD撤退へ ブルーレイ支持広がり、継続困難に

口火を切ったのは数日前のロイターの記事だったが、それに追い打ちをかけたのはアメリカ小売り最大手のウォルマートが販売をBDに一本化することを発表したことだった。

こうなると価格を下げたところで売れるものも売れまい。

しかしPC市場と違ってウィンテルがバックアップしたところでハリウッドというコンテンツホルダーと販売大手を牛耳ることができなければどうにもならなかったということか。

今後既に購入したユーザーに対してどういう対応をしていくのだろうか。「はい、やめました」だけではすまないだろうし、東芝も大変な重荷を背負ったといえよう。

BDを既に所有しているいちユーザーとしては、これでようやくBDでのいろいろなソフトが提供されてくるということになりそうでそちらの方も気がかりだし、楽しみではある。


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次世代ディスクはどうなるの?:その4[ワーナーBDに一本化] [Audio / Visual]

だいぶ前からこんな記事を書いていた。

次世代ディスクはどうなるの?(2004-11-30)
次世代ディスクはどうなるの?:その2(2005-04-22)
次世代ディスクはどうなるの?:その3[HD DVDをウィンテル支持](2005-09-29)

興味がある分野だから結構定期的にニュースを追いかけていたんだなあという感じである。

個人的にはBDの方をなんとなく支持してきた。事のいきさつはいろいろあるだろうけれど、全体の流れを見ていると東芝の独り相撲のような気がしていて、どうしてそんなにプレーヤーをディスカウントするような、自らが疲弊するようなことを続けてまで意地になっているのかなあと感じていたのだ。

もちろんソニーだってPS3は戦略的価格で打ち出していて、やっていることは一緒じゃないかということもなくないのだろうが、ソニーは今日、ゲーム事業がPS3の売り上げ増加で黒字転換したと発表した。まだ逆ざや解消にまでは至ってないようだが、コストダウンも進んでいるため、まもなく解消できるだろうとの見通しもしているのだ。

この点、どうも東芝はシェアアップのための値下げであって、コストダウンに対しての努力はどこまで進んでいるのか不透明な感じで、体力勝負な印象でさえあった。

そんな中、今年頭のワーナーのBD一本化のニュースだ。誰もが東芝との仲を考えるとなぜワーナーが、という驚きを持たざるを得ないニュースだったと思うのだが、考えてみれば当初からワーナーはBDとHD DVDと両フォーマット対応をしてきたわけで、ユニバーサルのようにHD DVDのみを支持してきたわけではなかったのだ。そのことを考えると、ワーナーの立場としては利用者優先で判断してきたのかなとも思えるのだ。それがここのところのBDのシェアアップという状況から、早い段階でBD一本した方が、負けるフォーマットを支持したユーザーのキズも浅いだろうと判断して決断したのではないかと推測されるのだ。

さてこうなるとあとはユニバーサルとパラマウント、ドリームワークスの動きなんだけど、果たしてどうなることか。

PLAYSTATION 3(60GB)

PLAYSTATION 3(60GB)

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/11
  • メディア: ビデオゲーム

次世代ディスクはどうなるの?:その3[HD DVDをウィンテル支持] [Audio / Visual]

次世代DVDの覇権争いも、HD DVDがアメリカでの発売を延期というニュースもあったり、音楽の分野ではユニバーサルミュージックがBlu-Ray Disc陣営に加わるなんていうニューもあったので、どうも旗色としてはBlu-Ray Discの方に分があるのかなあと思っていたのだが、このニュースは驚いた。

IntelとMicrosoft、HD DVD支持を表明

これで流れは一気にHD DVDに傾いたという見方もあるようなんだけど実際はどうなのだろう?
いずれもハードメーカーではないので、大勢に影響ないという意見もあるけれど、やはりWindowsマシンでのサポートというのが、最近パソコンでテレビやDVDを見るという人も増えてきていることを考えると、またストレージメディアとしての広がりを考えても、Windowsマシンのシェアからすればやはりかなり脅威なことではあろう。

でも上の記事でいろいろHD DVDを支持した理由としてその優位性を挙げているのだが、どうもそういった理由は後付のような気がしてならないのだなあ。どうみてもマイクロソフトはゲーム機で破れてしまったXboxのリベンジをするために、Blu-Ray Discを採用することがアナウンスされているPS3とは違うものを選びたかっただけのような気もするし、インテルにしても、次世代のプロセッサのCellに対抗するため、これもやはりそのCellが採用されるPS3とは別の陣営を支持したというだけのような気がするのだ。それをなんやかやと理由を付けて、こちらの方が素晴らしいからだっていうのは、その裏がなんとなく透けて見えるような気がするからイヤらしく感じられるし、そういう支持ではいずれホンモノではないと見透かされてしまうのではないだろうか。

いずれにせよ、SONYは今後のVAIOではWindows標準ではBlu-Ray Discに対応しないため独自のソフトなりを組み込んだ形で出荷せざるを得ないだろう。松下電器もLet's noteでは同様のことを強いられるのだろう。

なんだかなあ、やっぱり何となくだけどSONYとWindowsって最初から合わないような気がしていたんだよなあ。AppleがもしMac OSをライセンスでもしたら、絶対SONYとは合うんじゃないかと思うんだけどねえ。なにせ初代PowerBookのPowerBook100はSONYのプロダクトなんだしね。

そうすれば例えばもう割り切っちゃってウォークマンでもiTunesと連動できたりして…なんて夢のようですが、そういう方がユーザーとしては何となくイメージが合うんだけどね。

ま、どっちにしても次世代DVDがどうなるか、今のところ何となくだけど、どれだけPCの中でのWindowsのシェアが大きくても、家電メーカーの賛同が多くPS3に採用されることが決まっているBlu-Ray Discの方がやっぱり優勢のような気もするんだけど、果たしてどうなるんだろうなあ。


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次世代ディスクはどうなるの?:その2 [Audio / Visual]

今朝の日経新聞で取り上げられてから、これも話題としては持ちきりの次世代DVDの規格統一の動き。

どちらが歩み寄っているのか不明ではあるのだけれど、動きとしてはSONYの経営陣の刷新がきっかけだったのかなとも思う(松下の動きが見えないのが気にはなるんだけど…)。もちろんお互いつぶし合いにもなりたくなかったろうし、コンテンツを提供するハリウッドメジャーもまっぷたつの現状では、ひとつにまとまるような圧力があったとしてもおかしくないだろう。

色々なところの記事を読む限りでは、どういう規格に進むのかまだ模索中で、本当にまとまるのかさえ危ぶまれるような印象を受ける。だがしかし消費者のことや、もちろん自分たち(開発メーカー)のことを考えても、ひとつになった方がいいのは確かなのだろう。

ここでもう一つ消費者のためということを考えるならば、既に発売されているSONY、Panasonic、シャープのBDレコーダーを購入した人たちに対して「何か」をすることも必要なのではないだろうか。

これが例えばベータマックスを購入して5年以上使っていて、ベータがなくなりましたというならまだしも、まだ規格自体が迷走しているこの状況で、市販品を購入してくれて、しかもまだ日数もそんなにたっていないのだから、それらの顧客に対して購入して応援してくれたことに感謝の意を表しつつ次なる規格の機種への変更に対して何らかのサポートをしてあげてもいいのではないかな、と思うのだ。

そして顧客の利益ということを考えるのならば、もう一つの問題、その次世代DVDを含むHDコンテンツが、実はこれまで発売されたハイビジョンテレビで見れないことがあるということについても、消費者に対して不利益にならないようにするべきだろう。

ちなみにウチのプラズマテレビ(2003年11月購入)にも件のHDMI端子は付いていない。

これはいずれも根っこは同じことだ。
メーカーが素晴らしい未来があるかのような謳い文句で発売した新しい製品に対して先行投資を行ってきた顧客をテスターのように使ってしまう。新しもの好きのマニアなんだから許される? そんなことはないだろう。まあさすがにBDレコーダーはマニアかも知れないけれど、ハイビジョンテレビはかなり一般普及してきているよねえ。

これで誰も新しいモノに飛びつかなくなって商品が売れなくなったらどうするのだろう?


次世代ディスクはどうなるの? [Audio / Visual]

昨日こんなニュースがあった。

HD DVD陣営、ハリウッド4社の支持を獲得——次世代ROMメディア統一の可能性も

東芝陣営のHD DVDにタイムワーナーが参加表明するのは何となくわかっていたものの、まさかパラマウントやユニバーサルもHD DVDに加わるとは思っても見なかった。

Blu-Ray Discの方が参加メーカーも多いし、機器の販売でも先行していた感じを持っていたのだけど、ROMについてはまだだったので、その点はどうなるのかなと気になっていた。

いずれにしてもパッケージメディアが発売され始める前までにはなんとか統一して欲しいなと思う。

VHS/Beta戦争のときはまだこうした機器を自分で買う年齢ではなかったので、気づいた時にはVHSに軍配が上がっていた。

LD/VHDのときは、どんなに参加メーカーが多くてもやっぱり非接触式だよなって思ってLDを選択したらそのことに間違いはなかったのだけど、LD自体がしぼんじゃった。

MD/dcdのときは、なんでいまさらテープメディアなの?って思ってMDを選択したらこれも間違いではなかったけど、今やiPodに取って代わっちゃった。

とりあえず現行のDVDはまだしばらくこのままなんだろうけど、ハイビジョン放送やそれに対応したテレビがでている現在、パッケージメディアのHD化は早晩必要になるだろうし、なって欲しい。

さてさて…。


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