Audi TT Coupé 2.0 TFSI 慣らし終了…そしてTTSを見た

この前の9月20日土曜日、ついにアウディTTの走行距離が1,500kmを超えた。
　

　
これで一応慣らし運転期間は終了。すこし回し気味の運転をしてみようかなと思う。それをするにはどこがいいだろうか。やっぱり高速道路か山のワインディングかねえ。

ただ最近こころなしかガソリン価格が下がってきたことと関係あるのかどうか分からないけれど（ハイオクでピーク時の15円安くらいだから、まだまだ高いけれど…）、休日の車の量が増えている気がするんだよね。これくらいのガソリン代なら車で出かけよう、という感じなのだろうか。ガソリンが高いのはイヤだけど、7月から8月上旬の道路は走りやすかったからなあ。都内でもあまりひどい渋滞にならなかったし。

で、ここのところ増えているのがやっぱりサンデードライバーっぽいタイプの車だ。ミニバンがほとんどだし、それと走りを見ていると流れに乗れなかったり、オタオタしていることが多いのでよく分かる。車量が減った時はいなくなっていたのに、それが戻ってきた、という感じだ。そういうファミリー車が車の使用を控えていたんだろうねえ。けれどそうしたサンデードライバーって車の流れを無視した運転をすることが多かったり、基本的な道路マナーができていないことが多いので、車は増えるは渋滞の種をまくわ…ちょっとしんどい。

ガソリン価格が下がるのも善し悪しか…。

さて、そんな折、ちょっと用事があったのでアウディディーラーへ。ショールームにはTTSが展示してあった。試乗したわけではないのであくまで見た感じの感想はというと…

フロントグリルの意匠はあまり好みではないなあ。シングルフレームグリルの縦ラインにメッキが入っているのはいいと思うけれど黒い部分が樹脂のままで安っぽい。確かに自分の2.0FFも樹脂のままで、これはこれでいいなあと思っているのだけれど、700万に迫る価格の車ならこういうところに高級感を出す演出も必要ではないだろうか。それとそのシングルフレームグリルの下のアンダースポイラーが左右つながった形になっているけれど、これもこのところのアウディのデザインの流れとはちょっと違うので違和感があるかな。A5なんかでもF1のフロントウィングのようにシングルフレームグリルの下端左右から下に下がった感じで広がっているスポイラーになっているので、どちらかといえばそういう方が精悍に見えるのではないだろうか。
　

　
それと、A5にはじまったLEDのポジショニングランプは格好いいね。TTSではヘッドランプユニットの下端に一直線に並んだ形となっている。これってなんで日本ではデイライトとして使えないのだろうか。最近後付でブルーのLEDが並んだデイライトをバンパー下に付けている車があるけれど、あれが法的に大丈夫だとするとアウディがダメなのはなんでなんだろう。

今回TTSは日本には左ハンドルしか当面輸入されない。これも不思議。確かにポルシェでは右ハンドルを設定しても左ハンドルの方が売れるというし、本格的なスポーツカーだから左でしょ、なんて理由で左しか輸入しないとも思えないが、いずれにしてもイギリスやオーストラリアでは右ハンドル車もあるというし、安全面を考えた時右ハンドルの方が絶対にいいと思うし、左だからということで購入をためらう人もいるのではないだろうか。

それからインテリアはなかなか豪勢。まあ基本的にはこれまでのものとそれほど変わらないのだけど、ツートンカラーのシートなどとてもおしゃれに見える。ただし、今回変更になったシフトノブはいただけないかな。ノブ先端にTTSのロゴが入ったりしておしゃれだと思うけれど、ボタンが前面になったので、中指で押し込む必要があるのだ。ゴルフGTIの試乗をした時にもこの点は使いにくいなあと思ったので、これは親指で押せるようにボタンは横に付いている方がいいのではないか。

TTは09年モデルからナビが新しくなった。クラリオンのOEMなのは変わらないが新型となり画面解像度も上がったから、地図も文字も高精細で見やすい。これはいい。それと個人的には必要ないが12セグの地デジチューナ付きである。さらにいいのはインパネから出っ張ることなくいわゆるツライチで埋め込まれているのが純正っぽくていい。

左ハンドルだからためらっちゃうけれど、一度運転してみたい車ではある。3ヶ月貸し出しのモニターキャンペーンをやっているから、当たらないともうけれど申し込んでみようかなあ。

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