Appleの新製品攻勢 [Mac / iPod]
噂されていたAppleの新製品群が昨晩一気に発表・発売となった。
新デザインのiMacやMacBookの発表もそうだが、MacBook AirやMacBook Proなど、アメリカの不況も反映してか、基本かなり値段を抑えたラインナップとなった。
MacBookはポリカーボネイトの筐体でユニボディデザインとなった。ぱっと見そんなに変わったように見えにくいかもしれないけれど、それだけ基本部分のデザイン完成度が高いということなのだろう。相変わらず細部の作り込みと美しさには感心する。そしてなにより最低価格が10万円を切ったというのも朗報だろう。スティーブ・ジョブズの言葉を信じるならばNetBookを作る気のないAppleだから、ノートタイプではこれがもっとも買いやすい商品ということになるのだろう。
そしてiMac。こちらもぱっと見て大きく変わってないようだが、大きさの変化がすごい。一体型で27インチってどういうことだろうってビックリするくらい最大サイズの拡大だ。しかもクアッドコアが乗るということになると、ビデオ編集なども含め、よっぽどRAID組んだり、ディスプレイがこれじゃなきゃというこだわりでもない限り、もうMac Proいらないんじゃないかと思う。残念だったのは噂にあったBlu-rayドライブが搭載されなかったことだ。まあ、最悪外付けでもいいのだけれど、標準搭載なら便利だったのになあと思うだけにそこだけが気になる。あ、あとFireWire400がなくなったみたい。あれないと今使っている外付けのDVD-RAMドライブが使えなくなっちゃう。アダプタってあるのだろうか。
液晶ディスプレイはLEDバックライトになってかなり明るくもなり、視野角も広がって見やすくなったみたいだし、今回のモデルは気になるなあ。ただ、今使っているのも当面大きな不満があるわけではないので、直ぐにどうこうするつもりはないんだけど、マウスだけは買ってもいいかなって思ってしまった。
そのマウス。今回発表になったのはMagic Mauseという商品。iMacにも標準で付属しているが、単体でも発売されている。特徴は今までのMighty Mouseにあったスクロールホイールがなくなって、表面が全くボタンや突起物のないツルッとした形状になっていることだ。
これまで同様左右ボタンは指の位置で判定されるようだが、画面のスクロールなどは、マウス表面がまるでノートパソコンのトラックパッドのようになっていて、その上で指を動かすだけでスクロールホイールのような動きをするのだという。しかも指2本の動きでSafariのページ前後移動などもできるらしい。ただし、iPhoneやMacBookのトラックパッドのように指2本の動きで写真の拡大縮小などはできないようだ。基本的にはマウス自体を親指と薬指で保持したままできるフィンガーアクションだけが対応されているような設計みたいだ。あと、Appleのマウスって高さがあまりない(厚みがない)のと大きすぎないのがいいね。盛り上がったマウスって常に手首を反らせる形になって結構疲れるんだよね。
ああ、これは素直に欲しいなあ。今使っているMighty Mouseはスクロールボールが便利なものの、使っているうちにゴミがたまって動きが鈍り、それがストレスになってくるからだ。いろいろな清掃方法があるのだけれど、どれを試しても一時的な回復にしかならない。そろそろ新しいものに買い換えようかなあと思っていたところだったから、このMagic Mouseの登場はちょっと嬉しい。
さてこうしてラインナップが一新され、すでにOSも新しくなっていて、Macintoshの製品的魅力は一段と高まってきたのではないだろうか。Windows7が発売になると、話題はそちらに移ってしまうだろうけれど、ビジネス面での使いやすさはさておき、コンシューマー向けにはマルチタッチ機能あたりが目玉のようにもなっていて、個人的にはそれってかなり疑問だなあと感じているのだ。対応アプリケーションが不足しているし、そもそも大きな画面のデスクトップやノートパソコンでどれだけ画面を直接触って写真を拡大縮小させたり回転させたりする機会があるだろうか。左右の腕を持ち上げながら画面を触り続けるのは疲れてしまって現実的ではないし、細かい作業にも向かないだろう。あくまでデモ機能程度のものではないかとも思えるのだがどうなのだろうか。
その点、今回のiMacは、タッチパネルなどにはしないで、その分マウスをタッチパネル操作のような形にすることで、これまで習熟されたパソコン操作をより発展させる形で利便性の向上を図っているというところが素晴らしいなあと思うのだ。
もちろん噂されているAppleのタブレットMacというのもあるわけだが、もし実際に発売になるとしたらAppleのことだから、指だけで完結できストレスを感じない使い方というのをきちっと考え尽くして発売されるのではないかなあと大いなる期待をしている。
さて、まずはMagic Mouseだ。早くその使い心地を試してみたい。
新デザインのiMacやMacBookの発表もそうだが、MacBook AirやMacBook Proなど、アメリカの不況も反映してか、基本かなり値段を抑えたラインナップとなった。
MacBookはポリカーボネイトの筐体でユニボディデザインとなった。ぱっと見そんなに変わったように見えにくいかもしれないけれど、それだけ基本部分のデザイン完成度が高いということなのだろう。相変わらず細部の作り込みと美しさには感心する。そしてなにより最低価格が10万円を切ったというのも朗報だろう。スティーブ・ジョブズの言葉を信じるならばNetBookを作る気のないAppleだから、ノートタイプではこれがもっとも買いやすい商品ということになるのだろう。
そしてiMac。こちらもぱっと見て大きく変わってないようだが、大きさの変化がすごい。一体型で27インチってどういうことだろうってビックリするくらい最大サイズの拡大だ。しかもクアッドコアが乗るということになると、ビデオ編集なども含め、よっぽどRAID組んだり、ディスプレイがこれじゃなきゃというこだわりでもない限り、もうMac Proいらないんじゃないかと思う。残念だったのは噂にあったBlu-rayドライブが搭載されなかったことだ。まあ、最悪外付けでもいいのだけれど、標準搭載なら便利だったのになあと思うだけにそこだけが気になる。あ、あとFireWire400がなくなったみたい。あれないと今使っている外付けのDVD-RAMドライブが使えなくなっちゃう。アダプタってあるのだろうか。
液晶ディスプレイはLEDバックライトになってかなり明るくもなり、視野角も広がって見やすくなったみたいだし、今回のモデルは気になるなあ。ただ、今使っているのも当面大きな不満があるわけではないので、直ぐにどうこうするつもりはないんだけど、マウスだけは買ってもいいかなって思ってしまった。
そのマウス。今回発表になったのはMagic Mauseという商品。iMacにも標準で付属しているが、単体でも発売されている。特徴は今までのMighty Mouseにあったスクロールホイールがなくなって、表面が全くボタンや突起物のないツルッとした形状になっていることだ。
これまで同様左右ボタンは指の位置で判定されるようだが、画面のスクロールなどは、マウス表面がまるでノートパソコンのトラックパッドのようになっていて、その上で指を動かすだけでスクロールホイールのような動きをするのだという。しかも指2本の動きでSafariのページ前後移動などもできるらしい。ただし、iPhoneやMacBookのトラックパッドのように指2本の動きで写真の拡大縮小などはできないようだ。基本的にはマウス自体を親指と薬指で保持したままできるフィンガーアクションだけが対応されているような設計みたいだ。あと、Appleのマウスって高さがあまりない(厚みがない)のと大きすぎないのがいいね。盛り上がったマウスって常に手首を反らせる形になって結構疲れるんだよね。
ああ、これは素直に欲しいなあ。今使っているMighty Mouseはスクロールボールが便利なものの、使っているうちにゴミがたまって動きが鈍り、それがストレスになってくるからだ。いろいろな清掃方法があるのだけれど、どれを試しても一時的な回復にしかならない。そろそろ新しいものに買い換えようかなあと思っていたところだったから、このMagic Mouseの登場はちょっと嬉しい。
さてこうしてラインナップが一新され、すでにOSも新しくなっていて、Macintoshの製品的魅力は一段と高まってきたのではないだろうか。Windows7が発売になると、話題はそちらに移ってしまうだろうけれど、ビジネス面での使いやすさはさておき、コンシューマー向けにはマルチタッチ機能あたりが目玉のようにもなっていて、個人的にはそれってかなり疑問だなあと感じているのだ。対応アプリケーションが不足しているし、そもそも大きな画面のデスクトップやノートパソコンでどれだけ画面を直接触って写真を拡大縮小させたり回転させたりする機会があるだろうか。左右の腕を持ち上げながら画面を触り続けるのは疲れてしまって現実的ではないし、細かい作業にも向かないだろう。あくまでデモ機能程度のものではないかとも思えるのだがどうなのだろうか。
その点、今回のiMacは、タッチパネルなどにはしないで、その分マウスをタッチパネル操作のような形にすることで、これまで習熟されたパソコン操作をより発展させる形で利便性の向上を図っているというところが素晴らしいなあと思うのだ。
もちろん噂されているAppleのタブレットMacというのもあるわけだが、もし実際に発売になるとしたらAppleのことだから、指だけで完結できストレスを感じない使い方というのをきちっと考え尽くして発売されるのではないかなあと大いなる期待をしている。
さて、まずはMagic Mouseだ。早くその使い心地を試してみたい。
Magic Mouseは興味津々です。(裏面がカッコイイというのもいかにもApple的)
ぜひ使い心地を教えてください。
私は昨日仕入れてきたWin7をDynabookにインストール中です。
Magic MouseがWin7にも対応するのと、MSが対抗マウスを登場させるのとどちらが先でしょうね。
by u4 (2009-10-25 23:27)
u4さん、こんばんは。
Magic Mouseは、まずは銀座のAppleStoreにでも行って触ってこようかなと思っています。その上で購入するかどうかは決めようかなという感じです。
マイクロソフトはインテリマウスは多ボタン多機能で進化してますから、Magic Mouseとはベクトルが違うかなあと思います。AppleがWindows7用のドライバを先に開発して、マルチタッチの動きにも対応させたら面白いですね。
by MK (2009-10-26 00:40)
私も機会をみてMagic Mouseを操作しに行ってみようと思います。
WindowsがどんどんとMac化していく中で常に一歩も二歩も先を行くAppleは凄いなと思う反面、OS Xもそろそろ進化の限界にあるのかなとも思ったりします。
by u4 (2009-10-27 22:57)