盗作問題

ものを作っている仕事していると、この手の話には敏感になる。
なっちの盗作問題はまだしばらく尾を引きそうな感じだ。

今日昼にいくつかの番組をザッピングしながら見ていたら「アッコにおまかせ」でもこの話題を取り上げていた。
そしたら和田アキ子が「そのまんまだったよね。だって産みの苦しみっていうかみんな考えてつくっているわけでしょ。aikoだって、孤独が好きとか…（一言一句合っているわけではないです）」いや、その、和田サン、それはaikoではなくて橘いずみでっせ。

歌手としての和田アキ子は尊敬できるんだけど、こういう番組でのコメントにはもう少し気を配って欲しいな。間違っちゃまずいよね。周りの連中も訂正しないし。

aikoも好きだけど実は橘いずみは以前かなり聴き込んでいて、結構好きだった。なかでもその盗作されたという「サルの歌」が入っている「太陽が見てるから」はもう何回聴いたことか。夕方一人で車を運転している時に「サルの歌」がたまたま流れたら思わず涙が流れたこともあるくらい（理由は未だに分からないんだけど…）。

で、そんな話はちょっと横に置いておいて、盗作の話。

気に入ったものをメモしておくとか、記憶の端にとどめておくとか、クリエイターなら普通することだしそのこと自体は否定されるものではないよね。自分も面白いサイトや格好いいサイトがあればブックマークするし。

ただ自分が創作活動をする時に、そうした参考になる数々の過去のものをどう自分の作品中にとけ込ませ生かしていくのか、そうして出来上がったモノに「自分印」をつけられるか、そこが大事なんじゃないだろうか。

今回のは言葉の前後を入れ替えたり同音異義語に差し替えたりしているだけで、まったく「安倍なつみ印」にはなっていない。これでは非難されても仕方のないことなんだろうと思う。

後から加わった幼い追加メンバーたちに比べれば、比較的プロ意識は高いのかなと思わなくもなかったのだが、そうでもなかったってことなのかな。事務所をはじめ周りの大人たちが何をやっていたのだろう。本人の意識の問題もあるのだけど、そういうことを教育するのも事務所の仕事ではないのかな。

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