iPod 5G（60GB）買っちゃった。

結局、新しいビデオ対応iPodを買ってしまった。
誘惑には勝てず…というよりも、仕事のことも考えると、Video Podcastなどを見ることができる環境をちゃんと持っていて、しかも自分でもiPod用の動画エンコードなどもやってみて、これの使い勝手や画質などを検証しておく必要もあるだろう…というのも理由にはあった。

手に取ってみて改めて思ったことは、これまで自分が所有してきたiPodは、前の記事にも書いたように、初代5GBのiPod、2世代目の10GB、iPod shuffle、そしてiPod nano。2世代目からShuffleまでが間が空いているのだけれど、むしろこの間が空いていたことが、今回新しいiPodを手にとってもあんまり違和感がなかった理由なのかなと思うのだ。

どういうことかというと、3世代目は、全面の操作ボタンに変更が加わり、これまでスクロールホイールの周囲にあったボタンが横一列に4連で並ぶという形になった。周りで購入した知人のものを触らせてもらった時に感じたのだが、これははっきり言って使いにくいと思ったし、直感的に操作ができずに、どうしても一瞬考えないとボタンが押せないという印象であった。と同時に、全面の透明な部分の周囲もRがつくようになって、裏面とあわせて全体的に丸みを帯びるデザインとなったのも大きな変化であった。これも初代と2世代目を使っていた身には、指のひっかかりがなく、ホイールを操作している時の支えが頼りなく感じ、ツルッと滑り落としそうな印象であった。

このあと第4世代でインターフェイスはクリックホイールとなって、操作ボタンは第2世代に近づいて良かったのだけれど、形の丸みは相変わらずだったので、その点はまだ気になっていたのだ。その頃発売になったiPod miniでは素材がアルミだったので手が滑りそうというのはなかった。

ところが先日購入したiPod nanoも、今回購入したiPod 5Gも、初代や2世代目のように、表面の周囲にエッジがでて、非常に持ちやすくなっているのに好感を持ったのであった。これはいい。

さて、まずは早速ビデオを試したくなって、とりあえずiTunes Music StoreでU2の「Vertigo」を購入。iTunesで見ると、やや大きさから物足りなさを感じるのだが、iPodに転送して見てみると、これがなかなか良いのである。音質も気にならないし。

それで次にハードディスクレコーダーに録画したソースを何らかの形でiPod用の動画に変換して見てみることを試すのだけれど、これは話が長くなりそうなので次の機会に書こうと思う。

これで現在所有しているiPodが、2世代目10GB、iPod nano、iPod 5G 60GBの3台となった。使い分けとしては、2世代目はFMトランスミッタのiTripを使っての車専用、nanoが普段の通勤時の使用で、5Gは予定としては、BOSE SoundDockを購入して、家用に使おうかなと考えている。もちろんnanoに入りきらない曲を聴きたい時などには持ち歩くこともあるだろうと思っている。

さて、これでまたしばらくは現状のもので楽しめるかな。