今さら高校野球 [This and that]
もう9月になっちゃったけど…高校野球の話。
今年の甲子園大会は面白かった。ホントに面白かった。特に帝京と智弁和歌山の9回の逆転・再逆転の試合くらいから俄然ワクワクする試合が増えてきたようにも思う。
そのピークは言わずもがなの決勝戦だろう。日曜日だったし、多くが注目した試合。手に汗握る展開に、見ていて疲れるくらいだった。
正直、高校野球は、自分が高校生になってからはほとんど興味をなくしていた。なぜならわが母校には野球部がなかったから。だから、なんだかこう興味持って見ることがあんまりできなくなってしまったのだ。肩入れできないし。
しかし卒業してかなりの年数が経つと、あまりそういうことも気にならなくなるもので、特に早実は地元・東京だし、応援したくなるというもの。優勝できて良かったなと思う。
そこで注目されたのが斎藤投手。気になるのはいまだにバカ騒ぎを続けるマスコミだ。ヒーローが欲しいのかも知れないが、「ハンカチ王子」はあるまい。相手は高校生だ。選手の日常や実家の家族をも普段の生活ができなくなるような取材攻勢では迷惑も甚だしいだろう。そのマスコミに乗せられてはしゃいでいるいい年したおばさんたちもどうなのよ。「あんな子が息子だったら」って、そんなバカ親じゃあんな息子はできませんよ。子供は親の鑑ですよ。
世も末ですな。
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