次世代ディスクはどうなるの?:その4[ワーナーBDに一本化] [Audio / Visual]
だいぶ前からこんな記事を書いていた。
次世代ディスクはどうなるの?(2004-11-30)
次世代ディスクはどうなるの?:その2(2005-04-22)
次世代ディスクはどうなるの?:その3[HD DVDをウィンテル支持](2005-09-29)
興味がある分野だから結構定期的にニュースを追いかけていたんだなあという感じである。
個人的にはBDの方をなんとなく支持してきた。事のいきさつはいろいろあるだろうけれど、全体の流れを見ていると東芝の独り相撲のような気がしていて、どうしてそんなにプレーヤーをディスカウントするような、自らが疲弊するようなことを続けてまで意地になっているのかなあと感じていたのだ。
もちろんソニーだってPS3は戦略的価格で打ち出していて、やっていることは一緒じゃないかということもなくないのだろうが、ソニーは今日、ゲーム事業がPS3の売り上げ増加で黒字転換したと発表した。まだ逆ざや解消にまでは至ってないようだが、コストダウンも進んでいるため、まもなく解消できるだろうとの見通しもしているのだ。
この点、どうも東芝はシェアアップのための値下げであって、コストダウンに対しての努力はどこまで進んでいるのか不透明な感じで、体力勝負な印象でさえあった。
そんな中、今年頭のワーナーのBD一本化のニュースだ。誰もが東芝との仲を考えるとなぜワーナーが、という驚きを持たざるを得ないニュースだったと思うのだが、考えてみれば当初からワーナーはBDとHD DVDと両フォーマット対応をしてきたわけで、ユニバーサルのようにHD DVDのみを支持してきたわけではなかったのだ。そのことを考えると、ワーナーの立場としては利用者優先で判断してきたのかなとも思えるのだ。それがここのところのBDのシェアアップという状況から、早い段階でBD一本した方が、負けるフォーマットを支持したユーザーのキズも浅いだろうと判断して決断したのではないかと推測されるのだ。
さてこうなるとあとはユニバーサルとパラマウント、ドリームワークスの動きなんだけど、果たしてどうなることか。
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- メディア: エレクトロニクス
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