SSブログ
Comic / Animation ブログトップ
- | 次の10件

声優の交代 [Comic / Animation]

「ドラえもん」の声優陣が交代するという。
年齢的な問題もあり仕方がないかなと思う。

大山のぶ代さんの声はずっと聴いていると気付かないのだけど、昔に比べるとやはり張りもなく大分ゆったりした口調になって、厳しそうな印象を受けるし。スネオ役の肝付兼太さんもそうかな。のび太役の小原乃梨子さんはその点まだまだいけそうなんだけど、部分的な交代っているのは難しいんだろうな。

声が変わってものすごく違和感を感じたのは「天才バカボン」のパパの声だった。なんといっても雨森雅司さんの声のインパクトは他に代え難かったので、リメイク時の変更には「なぜ?」という気持ちが拭えなかった。(今回調べて分かったのだけど、雨森さんは1984年にお亡くなりになっていたんですね。残念です。先日のBlogでも書いた「旧ルパン」でもゲストキャラクターの印象的な役を演じられていたので、何となくまだどこかで活躍されていると不思議と思っていました。ご冥福をお祈りします。)

それから「ゲゲゲの鬼太郎」の変更も自分としてはダメだった。やっぱり野沢雅子さんの声が記憶にあり、戸田恵子さんも嫌いじゃないのだけど鬼太郎にはちょっと…って感じだった。

だけどこれはやっぱり仕方のないことなんだろう。実写の映像作品だってリメイクすれば役者も交代する。「007」シリーズは既に5人目だし次回作はまた新しい人になるという。

ただアニメーションの場合は絵が一緒(若干描き手によって違いはあるが)なので、声だけ違うことに違和感を感じてしまうんだろうと思う。それでも「バカボン」や「鬼太郎」のように、一度終わったシリーズの後、数年たってからのリメイクであれば、ターゲットとなる子供の世代交代もできているだろうから、それ程気にすることなく見ることができるのだろう。気にしているのは前のシリーズを見ていて、それを思い出としている大人だけなんだろう。

今回「ドラえもん」に関していえば、来年春から交代するという。現在のシリーズから引き続いて放送されるようだ。こうなると違和感の程度は計り知れない。主題歌が変わって、新しいイメージを吹き込もうとした試みさえ視聴者の反感を買っているようだから、声の交代ではどうなることだろうか。

映画も一旦休止するようだし、テレビシリーズも一度休んだらどうだろう?

「ドラえもん」の公式にある3つの最終回の内、傑作の誉れ高い「さようならドラえもんの巻」でもドラえもんがいなくなるからと、のび太は精神的な成長を見せた。「ドラえもん」によって利益を得ている各企業の方々も、そろそろ「ドラえもん」に頼るのをやめてみてはどうだろうか。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

「ブラック・ジャック」 [Comic / Animation]

いわずと知れた手塚治虫の大傑作漫画である。

ウチは漫画に対する許容度がかなり高く、小学校の低学年の頃から結構普通に漫画を読んでいた。まあ本全般OKの中で漫画があって、その比率が高かっただけなのかもしれないのだけど。

それで、小学校3、4年の頃の少年誌の一番人気は、今ではあんまり考えにくいのだけど、「チャンピオン」だったのである。当時連載していた作品には「がきデカ」「らんぽう」「エコエコアザラク」「750ライダー」「ゆうひが丘の総理大臣」「マカロニほうれん荘」「ドカベン」「恐怖新聞」「魔太郎がくる」などなど、時期的に若干ずれているものもあると思うけども、とにかく面白い作品がずらっと並んでいたのだ。

そしてその中にはもちろん「ブラック・ジャック」も含まれていた。

後になって知ったことなのだけど、この時手塚治虫は虫プロ倒産の後の借金返済のためにがむしゃらに仕事を始めていた時期で、「三ツ目がとおる」なども同じ時期にこちらは「マガジン」誌上で連載していたのだ。

しかしそんな状態にしてはとにかくネタが尽きない面白さで、しかも医療と人の命という重い命題をあまり深刻にならない微妙な線でバランスを取りつつ描いているところなどは、少年誌という媒体も考慮してのことだと思うけれども、とにかく圧巻。何回読んでも飽きない面白さがある。

大分昔に全巻友人に借りて読んでいて、自分では相当な時間をかけて12巻まで購入していたのだけれども、最近新装刊でお色直しをはじめたので、前のチャンピオンコミックスの形で揃えるなら買うのは今しかないなと、amazonで大人買いしてしまった。でも実は20巻までで(ヘタレだ)、あとまだ5冊あるので、そちらも近々何とかしたいと思っている。

寝る前に少しずつ読んでいこうかな。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

『ルパン三世』 [Comic / Animation]

WOWOWで放送していた旧ルパン(最初のテレビシリーズ)の録りだめしていたものを見ているのだが、さすがにハイビジョンリマスターのため画質がものすごくよい。

当時のアニメーションは(今もかな)16mmで撮影されていたはずだが、フィルムのゴミなども全く感じず最近作られたものといってもいいくらいである。

この画質はDVDボックスで発売されたものよりもはるかによいところが哀しい(DVD買っちゃったからね)。

でもちょっと残念なのはオープニングのパターンが1種類なこと。本来は視聴率の問題でメイン演出家が交代した頃から何回か変わっていて主題歌も異なっているはずだ。これについてはDVDではきちんと収録されているのでいいのだが、ここをちゃんと見せないと、中盤以降演出家として高畑勲や宮崎駿が参加していたのに、最後まで大隅正秋が演出していたことになってしまうので「それでいいのか?」と思ってしまった。

ところで、小学生の頃から何回も見ているこのシリーズだが、それこそ昔は高畑・宮崎コンビが担当した後半の方が面白く感じたものだが、不思議なことに今見ると初期の大隅演出の方がスタイリッシュで面白かったりするのだ。後半は漫画的にしすぎてあまりにあり得ない話になっているのが惜しい気がする。

それだけ自分の感覚が大人になったってことなのかな。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ
- | 次の10件 Comic / Animation ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。