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Sketch Show+坂本龍一 [Music]

絶対に見るんだ、見れなくても録画するんだと思っていたヒューマン・オーディオ・スポンジ(Sketch Show+坂本龍一)のライブ放送を見逃してしまった。

最後の15分くらいしか見ることができなかった。残念。ハイビジョンだったのに。再放送を期待して待とう。でもたぶん再放送はBS2か総合テレビのような気がするんだよなあ…。

この三人はかなり特別な存在である。なにせまだ小学生だった自分にいろんなタイプの音楽を聴くきっかけを与えてくれたのが彼ら、Yellow Magic Orchestraなのだから。
70年代後半のアイドル全盛の歌謡曲に耳慣れた身にはコンピューターミュージックは激しく最先端を感じさせ、夢中にさせた。「テクノポリス」のシングルレコードも購入し、飽きるほど(実際には飽きることはなかったが)聴いた。

しかしこのころのYMOの曲は今聴くとあまりデジタル臭さはない(実際当時はデジタル機器を使ってはいなかったのだが)。まるでシンセサイザーを導入したフュージョンバンドのような感じである。でもカッコいい。

その後、坂本龍一がDJをつとめたNHK-FMのサウンドストリートを聴いて、そこで紹介される数々の音楽に身を投じることとなる。しかしそうした楽曲の多くは実はその場限りで、あまり気に入るというところまではいかなかったのも事実だ。当時はYMOの3人が何よりのお気に入りであったのだ。それでもそこで色々な音楽と出会うことにより、幅広い音楽の世界を知ることができたのはよかったと思う。洋楽なんかも全く聴かなかったのに、YMOを聴いてから色々と聞くようになっていった。

ところでサウンドストリートといえば、懐かしき「週間FM」という雑誌の年間ベストDJ・ワーストDJで、坂本龍一と別の曜日担当の渋谷陽一とがベスト・ワーストを毎年争っていたのを思い出す。たしかベストDJの1位が渋谷陽一で2位が坂本龍一。ワーストDJの1位が坂本龍一で2位が渋谷陽一だったと記憶している。それだけ注目のあった番組だったということなのだろう。

そんなYMOが散開した時は本当に残念だった。
だから復活して東京ドームでライブを行った時は必死になってチケットを入手し、長年の思いを胸に見に行ったものである。ほとんど新曲で懐メロライブにはならなかったので、昔の曲を楽しみにしていた観客には不満もあったろうが、彼らは再結成でも昔を振り返るわけではなく新しいテクノを模索していたようだ。

そしてそれは今に至っても同様で、プロジェクトとしては細野晴臣と高橋幸宏の2人だけで組まれたユニットであるSketch Showなんだけども、レコーディングやライブに坂本龍一も参加して、結構柔軟に、自由に自分たちの今の音楽を作り続けている姿には感銘する。

次のアルバム早くでないかな。


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コメント 1

papa007_

すいません、度々おじゃまします。
なんか同い年かと思える程、共通項が多いのでついつい。

YMO好きです。とくにテクノデリック。今も会社でよく聴いてます。
PROPAGANDAもDVDで改めて購入。本当はNHKの散開コンサートのまるまる映像の方がいいんだけど。ドームは私も行きました。結構淡々としてましたね。

NHK-FMといえば、当時イトイさんが司会をしていた「YOU」と番組同士でコラボレーションとかもしてましたね。

最近の3人の活動は追っていませんでしたが、そうですかそんなライブをやっていたのですか、うーん残念。
by papa007_ (2004-12-12 00:25) 

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