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「義経」:第2回 [TV / Entertainment]

毎回見るたびに書くつもりはないのだけれど、今日の2回目も期待に違わず面白かった。
ハイビジョン放送で見ているせいかもしれないけれど、画面造りがしっかりしていてとてもいい。本物を見分ける目を持っているわけではないけれど、ドラマや映画っていうのはやっぱりそこで描かれている世界をいかに本物のように感じさせるかが大事なんじゃないかと思っている。その意味においては「義経」は、着物やらセットやら建物の中でのシーンでも表の風景やら…なかなか奥行きのある画面となっていて好感が持たれる。

また、セリフがいいのかな、とも思う。その難しい言いまわしのセリフを話す役者の方々の話し方にそれ程違和感を感じないのもいいのかもしれない。中でも平重盛役の勝村政信は結構作品世界にはまっていていい感じである。

ただ今回、初回でも少し思ったのだが、時子役の松坂慶子がイマイチな気がした。セリフ回しと表情の作り方などが他の出演者と比較しても、もう一つ物足りない。稲森いずみがいいだけにもっと頑張ってもらいたい。

意外だったのは一条長成の蛭子能収だ。セリフはナニだが、雰囲気がよい。

いよいよ3回目から滝沢秀明もでてくるようなので、ここが正念場か。


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コメント 2

私、時代劇大好きなんです。
でもここ数年の大河ドラマはジャニーズのタレントを登用して若者視聴者の獲得を狙っていますよね。
それがなんか見る気を失せさせるんです。偏見なのかなぁ。
もっと史実に忠実な大河ドラマ観たいです。
by (2005-01-17 19:00) 

MK

同じことを僕も考えていました。結局は若い視聴者獲得のための起用でしかないのだろうと。でも冷静になって考えると、10代から20代の若手男性俳優って実はそんなにいないのではないかっていう現実がどうしようもなく存在していて、その点から考えるとジャニーズのタレントの起用も仕方がないのかな、とも思います。
もちろん演劇を志す若手俳優は探せばいっぱいいます。ただ、ドラマの主役たり得る存在感などを持ち得ている人はどれ程かと思うと、例えば所属劇団の公演では主役になれても、映画やドラマの世界ではプロデューサーとしても使いにくいという面もあるのではないでしょうか。
そしてジャニーズのタレントもピンキリで、今では舞台のミュージカルをジャニーズが支えるなどという状況もあったりします。ただ昨年の大河を楽しんだファンには申し訳ないのだけれど、香取慎吾はちょっとダメでしたね。今回の滝沢秀明はどうなのかはこれから評価されることとは思うけれども、現段階では期待しておきたいとは思います。

ちなみにテレビドラマの時代劇で僕のベストは中村吉右衛門の「鬼平犯科帳」です。大河ドラマだと「太平記」「元禄繚乱」「武田信玄」「独眼竜政宗」あたりでしょうか。
by MK (2005-01-17 21:26) 

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