FreeHandなくなっちゃうのかな？

今日の夕方、ビックリニュースが飛び込んできた！

AdobeがMacromediaを34億ドルで買収

ええ!?
常にライバル関係にあったこの2社がひとつになるという。しかも対等ではなくAdobeの買収だ。

これからどうなってしまうのだろう？

この2社のライバルソフトで古い話で言えば、Photoshopに対してのxResだ。まだまだメモリが高価だった時代に、Photoshopを快適に使うにはかなりの増設メモリを必要としたが、xResはそんなことはなかった。しかも販売価格はPhotoshopの半分以下だ。でも残念なことに今は昔の存在となってしまった。どこがよくなかったのだろう？

それからIllustratorと言えばFreeHandだ。FreeHandは今でも生き残っている。日本ではIllustratorの方がシェアが大きいが（印刷所の関係らしいのだけど）、アメリカではそこまで差が広がっていないらしい。自分としてもベクターグラフィックのアプリケーションで最初に買ったのがFreeHandだったので（安かったからね。それにFlash2.0がバンドルされていたし）、結構今でも使っている。特にページネーションが可能なのがIllustratorよりも便利な点で、企画書作成時に重宝しているのだ。だからなくなって欲しくはないなあ。

もう一つ大事なモノ。GoLiveとDreamweaverだ。これはなあ、明らかにDreamweaverの方が使いやすいよなあ。

他にもImageReadyとFireworksがある。これは微妙。初期のFireworksは本当に使いやすかった。だけど、最近はあまり使うことがなくなってしまったなあ。GIFアニメを作るだけならImageReadyでもいいもんね。

あと勝負になっていなくて、どちらかが一方的に強い分野というと、動画関係はAdobeで、WebアニメーションはMacromediaだ。やっぱりAdobeはFlashの技術が欲しかったのかなあ。

いずれにしても、効率を考えれば、競合していたアプリケーションは何らかのかたちで統合されていくのだろうな。

最近のMacromediaはMac版への力の入れ方がショボくて、Mac版のバグだけ放置しているというようなこともあったのだけど、Adobeならどうなのかなあ。Adobeだと開発停止とかになっちゃうかもなあ。そうなるとバグがあっても開発してくれていたMacromediaの方がよかったじゃんなんてことにもなるのだろうか。

これらのアプリケーションで仕事をしている立場としてはとにかく…不安だ。

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