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遅かりし10,000km達成 [Car]

車についての考えをいろいろこのBlogで書こうと思っていたのに全然書かずに月日は流れてしまった。とりあえず免許を取ってからの所有車の変遷を追ってみようと思う。

最初の車は日産ブルーバード(U11)1.8SSS4ドアハードトップ。

色は正式な名称はもうわからないのだけどワインレッドのメタリックだった。ボディの上部がワインレッドで下がグレーというツートンは多く見かけたが、全面ワインレッドはほとんど見なかったから結構珍しかったのかも。初めての車なので中古でいいだろうということで、いろいろ検討した結果、当時既に新型のU12が発売されていて、最近では最も日産が元気だった時代で、SSSのアテーサという4WDが人気だった。で、その前の型のU11もエクステリアデザインはなかなかいいなと思ったのでコレにした。

結果として今考えるとあまりいいタマではなかったようだ。あちこち不具合も多く、購入価格に比べると、メンテナンス費でそれなりの出費が出ていってしまった。エクステリアデザインはよかったけれど、インテリアはさすがに古さは隠せず、プラスチックが多く質感はイマイチ。けれどまだ大学生だったし、時間もあったので、車にはよく乗ったしそれなりに愛着もわいた。車や運転に慣れるには十分な役目を果たしたと思う。

で、登録10年を越して1年車検になろうとしていたので次の車を探す。就職はしていたけれどまだ新車は買えない。けれど中古でまたハズレを引きたくない。そんな時、中古車ディーラーに雹害車の展示があった。

それが2台目となる、日産プリメーラ(P10)1.8Ci。

色はダークグレーメタリック。なにせ評判のプリメーラ。モノフォルムデザインのパッケージングで、欧州車テイスト溢れる本当にいい車だった。乗り心地は当時としては相当硬い方だったと思う。けれどフニャフニャでいつまでも揺れが収束しないような車は嫌いだったので、これはこれでそれ程気にはならずに慣れてしまった。エクステリアデザインもよかったけれど、インテリアも派手さもなく、スポーティでグッド。

しばらくすると、それなりの人数を乗せてスキーに行くことも多くなり、ワゴンが欲しくなってきた。ちょうどプリメーラも新型となって追加車種としてワゴンが登場したところだった。ところがその新型のプリメーラは自分の中ではどうも食指が動かない。初代に比べて明らかなコストカットが見た目にもわかり、非常に安っぽさが感じられたのだ。特にインテリア。1クラス下の車になってしまったかと思うくらいプラスチックパーツも増え、分割線も増えてしまって、当時の日産の状況からするとやむを得なかったのかも知れないが、ちょっと残念だった。その型式のワゴンだから、まあそれ程興味はわかなかった。CVTにはそそられるものがなくはなかったけどね。

で、候補に挙がってきて最終的に決めたのは、日産セフィーロワゴン(A32)2.0クルージング。

色はディープワインレッド。その後のマイナーチェンジでカタログ落ちした色なので、稀少車だったかも。当時の日産車はデザインがボロボロで、コレという車がなったのだけれど、その中にあってこの車だけはスタイリッシュで落ち着いていて、中も広くハイクラスなので質感もよく、それでいて2.0リッターのV6という比較的手が届きやすいエントリー車があって、かなり魅力的だった。V6のパフォーマンスもなかなかよかったが、車の大きさに比べて2.0はやや非力だったか、あるいは低速トルクが足りないのか、渋滞時のストップアンドゴーはかなりかったるかった。微妙な速度調整が難しかったのだ。でも今でもエクステリアは通用するんじゃないかと思うくらい格好いいと思う。特に斜め後ろからの姿はホントにいい。

ワゴンにしたのはいいけれど、実のところそれ程荷物を積むような場面はおきなかったので、果たしてここまでの大きさの車が必要なのかどうか、というような気持ちが徐々に高まってきた頃、日産から新しいセダンが発売された。それがティアナ。セフィーロとローレルの後継としてモダンデザインを謳い文句に登場したのだ。確かにエクステリアは魅力的だった。フロントから丸いルーフを通してリアに流れていくエレガントなラインと、6ライトのサイドウィンドウなど、洗練された印象を強く持った。が、しかし、モダンデザインを一番に意識したはずのインテリアがいただけなかった。ここでもコストカットの嵐が垣間見え、セフィーロワゴンに比べても安っぽい感じは否めなかった。

そこで視点を変えて輸入車にもターゲットを広げ検討に入った。

それが現車、フォルクスワーゲンパサート(B5.5)セダン2.8V6-4MOTION。
 

 
色は見てのとおりでパイングリーンメタリック。この色もその後カタログ落ちした。どうもそういう色が好きなのかも。

パサートはワゴンの方が売れ行きがいい車で、街で見かけるのもほとんどワゴンだ。けれどワゴンはセフィーロでその必要性があまりないことがわかったので、デザイン的にも格好いいと思ったセダンの方を選んだ。まずその姿に惚れたのだ。非常にムダのないスッキリしたデザイン。派手さはないけれど自己主張はできている。インテリアも飾り気はないが高品質で長く運転していても飽きがこないだろうと思わせる作りで好感が持てた。標準での機能も盛りだくさん。日本車にはない安全面での装備なども当たり前のように付いており、車に対する思想の違いを感じさせた。1世代前のアウディA4と共通のプラットフォームで車自体がこなれているので、不具合の心配も薄かったから、これはなかなかお買い得な車だと思った。

そしてそれから4年。今日やっと走行距離が10,000kmを超えた。

サンデードライバーと言うよりもマンスリードライバーなので、遅々として走行距離は伸びずに、ようやくという感じなのだが、こんなに乗らないのに車を5年周期で買い換えているのだから、もったいないと思われても仕方がない。けれど最初に車について書いた記事でも触れたけど、やっぱり車が好きなんだよね。運転は楽しいんだよ。もっと乗ってあげないとね。


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