アウディ A3 スポーツバック アトラクション リミテッド

昨日の軽井沢へのドライブの後で、とある用事がありディーラーに寄った。するとそこに見慣れぬ色のA3 Sportbackがあったのでとても気になってしまった。

ガーネットレッドパールエフェクトというこれまで標準で設定されているソリッドのブリリアントレッドとは違い、茶系が混じったような色合いなんだけれど、それでいてワインレッド程濃くはなく、若干パステル調に振られたような淡い感じが大人な雰囲気を醸し出していて、さらにパールが混ざっているのでキラキラと輝き、一層雰囲気のいいシックな高級感を演出していた。

しかも内装色がベージュだったので、このコントラストも絶品で、一目見て気に入ってしまった。

担当セールスに質問してみたところ、この色は今回限定で発売になった「A3スポーツバック アトラクション リミテッド」にのみ設定された色で、この他に限定色としては「リキッドブルーメタリック」というのもあるとのこと。

まあ、つい先日自車を買ったばかりだし、アトラクション限定といわれると、アトラクションは排気量1.6でトランスミッションも6速ATだからいずれにしても2.0 TFSIが良かったので選ぶことはなかったわけなのだが、もし、もし仮に、この色が2.0 TFSIにも設定されていて、内装色もベージュが選べたら、間違いなく選択していただろうなと思った。いやもうそれくらいいい色だったのだ。

もちろん冷静に考えた時にそういう色がリセールで人気があるのかなとか、思ってしまうのだけれど、所有している期間、自分がどれだけ満足できるかの方が大事なので、あんまりそんなことは気にしなかったろうなと思う。

もちろん購入したシルバーメタリックもアウディらしくて国産車のシルバーよりも艶やかで気に入っているんだけどね。とはいえこんな事を考えてわがA3が不機嫌にならなければいいのだけど…そんな買ったばかりで浮気なんかしないから。

さて、ショールームでその展示してあった限定車に乗り込んでみたら、ルームランプにマップランプが付いていたのでさらに驚き。恐らくこれが「インテリアライティングパッケージ」というものなのだろう。A3はコストダウンのせいかA4と同型のルームランプなのにマップランプの設定がなく、運転席、助手席の区別なく全体が光るというちょっと大味なルームランプしかないのだ。しかも小さい穴から赤い色でシフトレバーあたりを照らすちょっとばかしムーディーなダウンライトもついてないのである。ドイツ本国では設定車があるのに日本には入ってきていないのだ。それでこれを欲しいユーザーは輸入パーツかA4のものを流用して取り付けているみたいなのだけど、でもまあこれでA4用のものとしてではなく、正式にA3用のパーツとして取り寄せることができるってことなのかもしれない。欲しくなったらディーラーで聞いてみようと思う。

しかしこの限定車、この他にも「バイキセノンパッケージ」「クルーズコントロール」「APSリヤ（アウディ パーキング システム）」「カップホルダー付リヤアームレスト」「スキーバッグ」など上位グレードと同等の装備になって尚、それら上位グレードでも選択できないオプションが付いている（購入したA3 Sportback 2.0 TFSIにも付いてないものがある…ショック）ので、エンジンとミッションさえ気に入れば、非常に魅力的な車だと思う。

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