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Audi A3 Sportbackレビュー:ナンバープレートフレーム [Car]

今週末は、遠出をする予定もないので、少しA3について気になったことを書こうと思う。

パサートの時も思ったのだけど、フォルクスワーゲンもアウディも主力車種では、ヨーロッパの横長ナンバープレートがカッチリはまる部分のパーツを、日本仕様では日本のナンバープレートのサイズがピッタリはまるようにボディパネルの形状(特にリア)から変えているのが凄いなあ、と感じている。

例えばフォルクスワーゲンではゴルフでは日本サイズのプレートが収まるバンパーの形をしているけれども、トゥーランでは欧州仕様と同じ形状だ。
 
089.jpg
 
大抵の輸入車はこのトゥーランのようにナンバープレートをはめ込む細長い枠から下の部分がはみ出して、その飛び出した部分が変形しないようにフックで押さえているようになっているのだけれど、あのはみ出した処理が取って付けたようでイヤだなあと昔から思っていた。

ただ、恐らく日本市場向け、ということだけではフォルクスワーゲンもアウディもボディパネルまで変えないだろうと思う。多分アメリカ市場など、世界全体を見渡して、それなりにボリュームがあるところで売れて採算が取れると思うから対応しているのだろう。

このごろはメルセデスやBMW、ポルシェなどのドイツメーカーは横長のものでも日本サイズのものでもどちらも対応可能な形状に最初からデザインしているみたいで、あらためて専用のものを用意しなくてもいいようにしているようだ。デザイン上のバランスとコストを考えるとその方が好ましいのかもしれない。

一方日本車メーカーはどうかというと、海外で生産されているモデルを日本に持ち込む時に、どうもそういうところまで目が向かないようで、トヨタはオーリスやアベンシスでははみ出しナンバーなのはどうなのかなあと思う。中心市場がヨーロッパだからといって、仮にもトヨタが国内で販売するのだからそういう細かい部分にまでデザインの詰めとして目を配って欲しいものだ。そういうところをあまりにコスト、コストで気にかけないでいると、魅力ある車には見えないし、プレミアム感を演出しようとしても難しいのではないだろうか。

さて、A3の場合はその形状だけではなく、細かいところをコストかけてるなあと思ったのが写真のナンバープレートのフレームだ。
 
088.jpg
 
通常はボディに直付けか、上で書いたようなフック状のものが付いたもので挟み込んでいるのがほとんどだと思うけれど、しっかりフレームを使って止めているのには驚かされた。コレならオプションのナンバーフレームとか、どうしてもメッキでビカビカさせたいならいざ知らず、ほとんど不要じゃないかと思うくらいだ。

所有する喜びってこういうところにも現れるのだろう。ユーザーの気持ちをうまくくすぐっているなと思う。
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