pupaとカメラマン [Music]
高橋幸宏の新しいプロジェクトバンドpupa(ピューパ)。結成の話を耳にした時から気になっていたけれど、いよいよアルバムも発売されたので早速入手し聞いてみた。
いや、なかなかいい感じの緩い透明感あるポップスで聞きやすくいいね。もっとユキヒロを中心としたユキヒロ色ある曲調かと思ったのだけど、メンバーそれぞれの特徴が出ているようで、かなり色とりどりといった感じだ。
どこかのインタビューでユキヒロが、この前のサディスティック・ミカ・バンドの時、自分の曲だけ浮いているのが気になっていたと言っていたけれど、確かに、ライブの時も加藤和彦がユキヒロの作り出すエレクトロニカサウンドを「虫がいるみたい」というようなことを言っていたし、今回の再結成はかなりバンド色が強かったから、浮いていたと感じられるのも仕方なかったかもしれない。ドラムを叩いているユキヒロはかっこよかったけどね。
そこでやりたいことをするために結成したのが今回のpupaというわけで、もちろんもう一つのグループHASYMOだって、やりたいことをやってはいるのかもしれないけれど、あちらはなにせ相手が細野晴臣、坂本龍一だ。今までで一番いい関係性を築けているようだけれど、それでも緊張感はたっぷりだろう。そこからするとpupaでは、もっと張り詰めない中で自分の音楽を仲間と作っていくという点で、ゆったりと気持ちのいい音ができあがってきたのかもしれないと想像できるのだ。
高野寛はデビューの頃よく聴いていたけれど、独特のいい声で変わらない雰囲気がいいね。あとやっぱりメインボーカルの原田知世がいい。デビューアルバムの「バースデーアルバム」を持っていたりする昔からのファンだったりするんだけれど、最近は歌が本当にいいなあ。転機はやっぱりカーディガンズをプロデュースしたトーレ・ヨハンソンをプロデューサーとして迎えたアルバムを出し始めた頃からかな。ナチュラルな歌い方になってすごく声が自然体でさわやかな印象を残すように感じられてきた。なかでも「I could be free」はいまだによく聴くアルバムとなっているし、最近購入した「music & me」もものすごく癒し系で、仕事帰りに電車で聴くと疲れているのも徐々に落ち着いてくる感じがしてほんとにいい。
その雰囲気をpupaでも感じ取れるので、ゆったり感というのが原田知世の声によるところも大きいんだろうなと思った。
さて、pupaのジャケットの印象的な写真を撮影したのは新津保建秀というカメラマンだと知ってとにかくビックリ。実は中学の同級生で、写真の仕事をしているのは知っていたけれど、ここで名前を見ることになるとは…!
で、広告会社に勤めながら、今どんな仕事をしているのかをあまり知らなかった自分というのにもショックで、Webの仕事というのは、よほど予算の大きいものでない限りWebのために写真を撮ったりということもあまりないので、カメラマンについてあまりつきあいがないというのもあるのだけれど、それにしても、Web以外の媒体であっても、もっといろいろな広告やクリエイティブ作品に関心を持って見ていれば、もっと以前にどこかで彼の名前に出会っていただろうし、それを知らずにいた自分をとにかく情けなく思うのだ。は〜…。
そんな自分と比べれば彼の仕事ぶりは素晴らしく、広告の仕事でも無印良品のカタログ写真やドコモ、ユニクロなどを手がけ、その他アイドルや女優の写真集などもいろいろ撮っており、その評価も高くてホントにすごい。近いうちにいくつか写真集を手に取ってみようと思う。
それにしても…新津保建秀にしても、歌人の枡野浩一にしても、同級生の活躍を見るのは本当に嬉しい。いくばくかのヤキモチもそこにはなくなないけれど、もっとがんばらなきゃという励みにもなる。いつか二人と仕事できたりすると嬉しいんだけどね。
いや、なかなかいい感じの緩い透明感あるポップスで聞きやすくいいね。もっとユキヒロを中心としたユキヒロ色ある曲調かと思ったのだけど、メンバーそれぞれの特徴が出ているようで、かなり色とりどりといった感じだ。
どこかのインタビューでユキヒロが、この前のサディスティック・ミカ・バンドの時、自分の曲だけ浮いているのが気になっていたと言っていたけれど、確かに、ライブの時も加藤和彦がユキヒロの作り出すエレクトロニカサウンドを「虫がいるみたい」というようなことを言っていたし、今回の再結成はかなりバンド色が強かったから、浮いていたと感じられるのも仕方なかったかもしれない。ドラムを叩いているユキヒロはかっこよかったけどね。
そこでやりたいことをするために結成したのが今回のpupaというわけで、もちろんもう一つのグループHASYMOだって、やりたいことをやってはいるのかもしれないけれど、あちらはなにせ相手が細野晴臣、坂本龍一だ。今までで一番いい関係性を築けているようだけれど、それでも緊張感はたっぷりだろう。そこからするとpupaでは、もっと張り詰めない中で自分の音楽を仲間と作っていくという点で、ゆったりと気持ちのいい音ができあがってきたのかもしれないと想像できるのだ。
高野寛はデビューの頃よく聴いていたけれど、独特のいい声で変わらない雰囲気がいいね。あとやっぱりメインボーカルの原田知世がいい。デビューアルバムの「バースデーアルバム」を持っていたりする昔からのファンだったりするんだけれど、最近は歌が本当にいいなあ。転機はやっぱりカーディガンズをプロデュースしたトーレ・ヨハンソンをプロデューサーとして迎えたアルバムを出し始めた頃からかな。ナチュラルな歌い方になってすごく声が自然体でさわやかな印象を残すように感じられてきた。なかでも「I could be free」はいまだによく聴くアルバムとなっているし、最近購入した「music & me」もものすごく癒し系で、仕事帰りに電車で聴くと疲れているのも徐々に落ち着いてくる感じがしてほんとにいい。
その雰囲気をpupaでも感じ取れるので、ゆったり感というのが原田知世の声によるところも大きいんだろうなと思った。
さて、pupaのジャケットの印象的な写真を撮影したのは新津保建秀というカメラマンだと知ってとにかくビックリ。実は中学の同級生で、写真の仕事をしているのは知っていたけれど、ここで名前を見ることになるとは…!
で、広告会社に勤めながら、今どんな仕事をしているのかをあまり知らなかった自分というのにもショックで、Webの仕事というのは、よほど予算の大きいものでない限りWebのために写真を撮ったりということもあまりないので、カメラマンについてあまりつきあいがないというのもあるのだけれど、それにしても、Web以外の媒体であっても、もっといろいろな広告やクリエイティブ作品に関心を持って見ていれば、もっと以前にどこかで彼の名前に出会っていただろうし、それを知らずにいた自分をとにかく情けなく思うのだ。は〜…。
そんな自分と比べれば彼の仕事ぶりは素晴らしく、広告の仕事でも無印良品のカタログ写真やドコモ、ユニクロなどを手がけ、その他アイドルや女優の写真集などもいろいろ撮っており、その評価も高くてホントにすごい。近いうちにいくつか写真集を手に取ってみようと思う。
それにしても…新津保建秀にしても、歌人の枡野浩一にしても、同級生の活躍を見るのは本当に嬉しい。いくばくかのヤキモチもそこにはなくなないけれど、もっとがんばらなきゃという励みにもなる。いつか二人と仕事できたりすると嬉しいんだけどね。
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