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Audi TT Coupé 2.0 TFSIの洗車とNew A4 Avant 2.0 TFSI quattro試乗 [Car]

スタッドレスタイヤからノーマルのタイヤへの付け替えは2週間前には済ませてあった。スタッドレス購入のタイヤショップに夏用タイヤの保管をお願いしてあったので、そのショップへ行き交換を依頼。そしてそのかわりにスタッドレスを冬まで保管依頼した。

取り替えが終わり久しぶりの夏タイヤでショップのガレージを出ようとしたその瞬間、あれ、こんなに重かったかな?というのが第一印象。重いというのはステアリングを切った重さもあるし、その時の出足の重さもある。そりゃまあ標準のタイヤは245/45R17である。幅広扁平のこのタイヤとインチダウンした225/55R16のゴムの柔らかいスタッドレスと比較すれば当然標準タイヤの方がガッシリ路面をつかむ感じにもなるだろう。それを重く感じたのだとは思うが、ここまで違ったのかと少し驚き。で、幹線道路に入ってしばらく走ると、その安定した走りにうんうんそういえばこんなだったなあと当初の感覚を取り戻してきたのだった。
 
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ところで、標準タイヤはミシュランのPRIMACY HPである。TTではこの他に以前代車でお借りしたRoadstarが履いていたBSのポテンザRE050やピレリのP Zero Rossoなどの場合もあるらしい。P Zero RossoはA3の時の印象があまり良くない。もちろんあの時の乗り味の硬さが全部タイヤのせいとは思わないけれど、マイナスの印象をすり込まれてしまった感じなのだ。RoadstarのBSのREGNOは良かった。で、そのREGNOが割合としては多いみたいなんだけれど、この車はミシュラン。納車の時に担当セールスがこれは当たりですって話していた。個人的にもミシュランが良かったので確かにミシュランで良かったと思う。一般道でも堅すぎず、高速でもしっかりしてぶれない走行性能は長時間でも安心して運転できるし、確かに当たりだったように思う。

その高速走行なのだが、先週の土曜日には所用で仙台まで往復のドライブをしたのだった。たぶんこれまでで一番長い高速走行。仕事で寝不足が続いていたので身体がだるいのは仕方がないのだけれど、運転であちこち辛くなるということがないのがすごい。シートの良さも貢献しているのだろう。疲れ知らずの日帰り走行は、もっと体調がいい時ならより楽しかったんだろうなと、少し残念。まあ休日の高速代が安くなったこともあるし、また行けばいいかな。

で、その高速走行で100km/h前後でだいたい2000回転ちょっとくらいの回転数で走っていると、燃費が異常に良いのに驚かされる。17km/Lくらいの勢いの時があり、とてもスポーツカーとは思えない数値だった。やっぱりTFSIエンジンとSトロニックの組み合わせはあらためてすごいのだと感心するばかりだ。

そして今日。その高速走行で汚れた車を朝から洗車。今日は洗車場ではなく久しぶりに自分で洗った。いつものようにシャンプーでまず洗い流したのだけれど、ボディ表面を手で触るとザラザラした感触が。それで予定外だったけれどトラップねんどを使用。そして年末に続いて今日もセラシャインコーティングのメンテナンスキットに付属のリンスを処理。
 
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そうしたらかなりピカピカツルツルになって大満足の仕上がりに。
  
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自分で行う洗車の醍醐味はやっぱりこの満足感かな。そしてついでにオイルの量をチェックするとmin表示よりやや少ない感じだったので、オイルの補充をしてもらうため洗車を終えてからディーラーに赴く。

久しぶりのショールーム。不況で車が売れないという中、かなりのお客さんで賑わっていた。たぶんほとんどのお目当てはNew A4 2.0 TFSI quattroなのかな。担当セールスと話ができたのでそのあたり聞いてみると、A4 2.0 TFSI quattroはかなりの引き合いらしい。確かに新型登場時よりその登場が待たれていた主力車種なのだからなるほどまさにそうなのだろう。そしてS4やS3もかなり好評だという。うーん、Audi恐るべし。

さて、ショールームの中はA4 1.8が2台展示してあるのみだった。2.0を見てみたかったので、良ければ試乗したい旨頼んでみたら快く応じていただけたので、ひとまわり運転してきた。
 
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考えてみるとNew A4を運転するのはこれが初めてだ。だから1.8や3.2との比較はできない。あえて比較するなら代車でお借りした先代の3.2 quattroだ。あの時はとにかく車の重さを感じたものだった。どっしりした安定感だったとも言えるけれど、フロントヘビーな頭の重さというのがいちばんかな。それと比較するとエンジン自体が4気筒の2.0という点での軽さもあるのだけれど、車を発進させた時の全体的な軽快感が印象的。けれどその軽快感というのは車がやわというのではなく、車そのものはがっちりしている堅牢な乗り味がちゃんとあって、つくりのしっかりした車だというのが身体にちゃんと伝わってくるのだ。

一番広い幹線道路が渋滞だったのであまりスピードが出せる状況ではなかったけれど、7速Sトロニックはとにかく変速ショックもなく、しかも変速タイミングがやたら早い。エンジンの回転数がほとんど上がらない間にどんどんシフトアップしていくような印象だ。だからとても車内は静かだし燃費にもいいだろう。でもトルクが不足しているようなことはなく低速での走りも低い回転数でしっかりしたトルクがあり、とてもきびきび走れるのが好印象。そして普段TTに乗っているからというのもあるけれど、とにかくサスペンションは柔らかく感じた。けれどフワフワとした接地感のない柔らかさではなく、適切に路面の凹凸をいなしているというような感じだ。揺れの収束も早く、この柔らかさは快適なドライブができるだろうなと感じたし、柔らかすぎないところが同乗者の車酔いなどもないだろうなと思った。

もしもう少し堅めのセッティングでスポーティーに走りたければS-lineを選択したり、オプションのアウディドライブセレクトを選ぶという方法もあるだろうが、今日乗った感じではA4にはこれくらいの素の状態のサスのセッティングが合っているのではないだろうかと思う。

それから静かな室内というのはエンジン音の進入が少ないというだけではなく、ロードノイズも結構おさえられていて、でも踏み込めばエンジンの音はちゃんと耳に届くので運転している感覚がなくなるということもないし、きっちり音までコントロールされていて、そうした点が車自体の高品質でプレミアム性を感じさせるものとなっているようにも思う。

以前から気になっている内装のメーター周りの質感とか、確かにそういう部分でもうちょっとクラス相応のデザイン処理もあるんじゃないかというところは確かに残ってはいる。またやっぱり左足の置き場が不安定で、左足のふくらはぎに左側のふくらみからの圧迫感を感じるし、フットレストが遠いので足をガッシリ固定しにくい面もあるのだが、実際に乗ってみたA4の走りの印象はとても素晴らしいものだった。

う〜ん、これだとA5の2.0なんかはどうなのかなあ。TTのような車の流れでいくならA4ではなくてA5だよね。あ、いやもちろん去年勢いで1年2ヶ月しか乗ってないA3からTTに乗り換えたようなことを、今年もまたするようなことは決してないんだけれど(TT気に入っているし)。でもスキーなど旅行に行くことを考えるとA4 Avantって絶対良い選択なんだろうなと思った。

同じプラットフォームのQ5も楽しみだね。



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コメント 2

お茶屋

こういった記事を拝見していると・・・
非常に新しいモデルが気になってまいります^^;
by お茶屋 (2009-04-13 12:25) 

MK

なんやかやと車好きなもので、ついつい新車が出ると気になっちゃうんですよね。それで見に行っちゃうんですけど、ディーラーでも本当に購入する気で見に来ている人たちに迷惑をかけなければ大丈夫かなと。
by MK (2009-04-18 09:50) 

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