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Volkswagen Golf VI GTIに試乗してきた [Car]

フルモデルチェンジしたポロが発売になった。様々なメディアで評判が高いので興味をひかれ、タイミングが合えば見に行きたいなあと思っていたところ、ちょうど少し時間ができたのでディーラーに行ってみることにした。向かった先は近所のDUOではなく、シロッコの試乗をしたディーラーだ。

土曜日の夕方である。ショールームの中に入って見渡してもスタッフらしき人影はまばら。接客対応中なのかな。POLOを探すが展示スペースにはなく、1台だけ納車スペースにおいてあるのが見える。ちょうどゴルフヴァリアントもデビューしたところで展示車種も増えたから場所がなくてそちらに置いているのかわからない。ひとまわりすると気になったのはゴルフVIのGTIだ。A3を購入する時に先代のGTIを対抗馬として検討していたというのもあるし、どういう進化を遂げたのか興味がわいた。

ポロのことも聞きたいし、GTIには可能なら試乗したいのだけど、声をかける相手がいないので、ひととおりぐるっと回って帰ろうとしたその時、見覚えのあるセールスの方がこちらを見て声をかけてきた。しかも名前を呼んだのだ。ここのショールームはシロッコの試乗の時にアンケートを書いただけでその後訪れてはいない。なのによく覚えているなあと感心しきり。聞いてみると駐車場に停まっているTTで思い出したのだそうだ。まあ、赤いTTは目立つかもしれないけど、名前まで記憶しているって凄いなあ。自分はそういうの不得意だからさすがと思ってしまった。そして恐らくこういうところの積み重ねが顧客を上手く捕まえる営業の努力と技術ということなのかもしれない。あの1回で覚えていてくれたなんて、と嬉しく思えばこそ、不愉快に思う人いないからね。

さてそれで話をしてすぐにゴルフGTIに試乗させてもらえることになった。コースはほぼシロッコの時と同じところ。エンジンをかけての第一印象はやはり静かだなあということ。ゴルフVI自体の静粛性をGTIでもきっちり受け継いでいるということなのだろう。

エンジンは先代や自分のTTとも異なり新しくなっており、馬力も211と11ps高い。でも実感としてその分の力強さが今回の試乗でわかったかといえば、正直それは伝わらなかった。それよりも乗り心地。舗装面の影響を受けるのか、やや荒れ目の広い幹線道路では、タイヤノイズも大きく足の硬さを強く感じる乗り心地であった。けれどそこから外れて住宅街のようなところの比較的きれいな舗装面ではもの凄く静かだし乗り心地もよく、やっぱり基本はゴルフというファミリーカーなのだなあという印象だ。

視界も広く取り回しもよく、キビキビ走って燃費もいい。ちょっとスポーティーな走りもしたいならGTIはやはりゴルフの中ではいい選択肢となるだろうと感じた。しかも今回は内装などは先代に比べても質感も上がっているし、これは好みかもしれないけれどチェック柄のシートの雰囲気は先代よりもいいかなあと思った。

外回りのデザインでは、ワッペングリルの黒い部分の違和感を感じる向きには今回のシンプルだけれども実車をよく見ると凝った造形になっているフロント周りなどは気に入るのではないだろうか。赤い直線ラインが印象的だしよく目立つね。

リアはディフューザーの処理などスポーツ心をくすぐられる人もいるだろう。相当アグレッシブにも感じる。けれどやっぱり今回のゴルフVI全体としてテールランプのデザインまわりなどが、あんまり好きになれないかなあ。先代の後ろ姿を見るにつけ、そう思うんだよなあ。むしろここは新しいポロの方が良く考えられた処理をしているようにも思えるんだけど。
 
198.jpg

その後、セールスの方としばし車についていろいろと話す。TTが1年目だし購入意志がないことを承知なのに相手していろんな話をしていただけた。

なのに、なのにである。TTに乗って帰る時、シロッコの時同様またしてもTTの良さを再確認することになってしまった。今はアウディが一番自分に合っているような気がするなあ。セールスさん申し訳ない。



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