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STING [Music]

昨日、武道館で行われたSTINGのLIVEを見に行った。
前回の来日がたしか2000年。その時も見に行ったのだけれども、あいかわらずシェイプされた体で若々しく力強い歌声でとても充実したステージであった。

ちなみに今回のセットリストは以下の通り。

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Send Your Love(Sacred Love)
Message in a Bottle(「The Police」)
Hounds of Winter(Mercury Falling)
Dead Man's Rope(Sacred Love)
Brand New Day(Brand New Day)
Shape of My Heart(Ten Summoners's Tales)
Englishman in New York(Nothing Like The Sun)
Fragile(Nothing Like The Sun)
Fields of Gold(Ten Summoners's Tales)
Sacred Love(Sacred Love)
Every Little Thing She Does Is Magic(「The Police」)
Whenever I Say Your Name(Sacred Love)
Never Coming Home(Sacred Love)
Roxanne(「The Police」)
Encore-1
Desert Rose(Brand New Day)
If I Ever Lose My Faith In You(Ten Summoners's Tales)
Every Breath You Take(「The Police」)
Encore-2
A Thousand Years(Brand New Day)

※( )内はアルバム名。ポリス時代のもののみ「The Police」と表記。

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当然のように現在のところの最新盤である「Sacred Love」を中心にした構成となっている。
ただし、ポリス時代の選曲が大体決まった形になっていて、アレンジも同じようなことがちょっと残念だった。それとちょっとスティング自身が会場を盛り上げようとするパフォーマンスが若干足りなかったかなとも感じた。「Englishman in New York」や「Roxanne」では、開場と一緒に歌うように促すのかと思いきや、そうしたアプローチはなかったので、知っている人だけが一緒に歌っていたような状況であった。

しかしながら武道館という会場でスクリーンやそこに映し出す映像、そしてライティングなどもしっかり演出されていて、手を抜いていない感じが好感を持てたし、曲を盛り上げる効果もあったと思う。

前回はアリーナでの比較的前の方で見れたのだけれど、今回は1階南のほぼ中央。若干遠いので、ステージの熱気を感じるというところではなかったかも知れないけれど、周りが外国の方ばっかりだったので雰囲気はよかった。ステージも真正面なので、とても見やすく、照明を含めた演出が見渡せたのもよかった。

そんなに頻繁に来日はしないので、次回もぜひ来日することがあればぜひまた見に行きたいと思う。


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Duran Duran [Music]

今しがたBS-iで放送していたDURAN DURANのロンドン・ウェンブリー・アリーナでのライブが終了した。

このライブは昨年2003年のもののようなので、同年7月に日本で行ったライブと基本的には変わらないようだ。すなわち初期メンバー5人による再結成記念ライブである。

日本のライブは実はワールドツアーの最初だったこともあって、当初はかなり演奏に不安があったように記憶している。公演日程は地方をいくつか回ってから東京の日本武道館でのライブというものであった。地方での公演では若干不満の声も聞こえたのだが、武道館ではかなり評判はよかったのではないだろうか。ただしあまりに久しぶりなことと夢のような再結成だったことによる浮かれ半分の気持ちを少し割り引く必要があるだろう。冷静に思い出すとサイモンのハーモニカの音がしなかったり、パフォーマンスに若干の不備は確かにあった。

それでも懐かしいこのグループのチケットがわずか数分でソールドアウトになったことも凄いと感じたが、ライブオープニングでの建物が揺れるほどの大声援はこれまで武道館で見たライブでは一度も経験したことがないほどのものであった(あのローリングストーンズの武道館公演でもここまでの歓声はなかったように思う)。

ライブ中も客席が一体となってみんな歌いながら聴いていたようだ。年齢層は高かったが、青春時代よもう一度という必要以上に懐メロになることもなく、“今”を感じるバンドサウンドとノリがあったのが嬉しい。やはり当時のアイドルバンドの中では群を抜いた実力を備えていて、さらに楽曲も普遍的な良さをもったものだったのだなということをあらためて感じたものである。

今日放送したロンドンでのライブは、地元でもあるし日本のライブよりは安定した演奏とパフォーマンスを見せていた。来年1月末に再来日するようだが、今のところ見に行ける都合がつかない。直前になってもし都合がついてまだチケットが売っているようなら行こうかな、と思う。

やっぱり「Rio」と「Careless Memories」がいいですな。


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Sketch Show+坂本龍一 [Music]

絶対に見るんだ、見れなくても録画するんだと思っていたヒューマン・オーディオ・スポンジ(Sketch Show+坂本龍一)のライブ放送を見逃してしまった。

最後の15分くらいしか見ることができなかった。残念。ハイビジョンだったのに。再放送を期待して待とう。でもたぶん再放送はBS2か総合テレビのような気がするんだよなあ…。

この三人はかなり特別な存在である。なにせまだ小学生だった自分にいろんなタイプの音楽を聴くきっかけを与えてくれたのが彼ら、Yellow Magic Orchestraなのだから。
70年代後半のアイドル全盛の歌謡曲に耳慣れた身にはコンピューターミュージックは激しく最先端を感じさせ、夢中にさせた。「テクノポリス」のシングルレコードも購入し、飽きるほど(実際には飽きることはなかったが)聴いた。

しかしこのころのYMOの曲は今聴くとあまりデジタル臭さはない(実際当時はデジタル機器を使ってはいなかったのだが)。まるでシンセサイザーを導入したフュージョンバンドのような感じである。でもカッコいい。

その後、坂本龍一がDJをつとめたNHK-FMのサウンドストリートを聴いて、そこで紹介される数々の音楽に身を投じることとなる。しかしそうした楽曲の多くは実はその場限りで、あまり気に入るというところまではいかなかったのも事実だ。当時はYMOの3人が何よりのお気に入りであったのだ。それでもそこで色々な音楽と出会うことにより、幅広い音楽の世界を知ることができたのはよかったと思う。洋楽なんかも全く聴かなかったのに、YMOを聴いてから色々と聞くようになっていった。

ところでサウンドストリートといえば、懐かしき「週間FM」という雑誌の年間ベストDJ・ワーストDJで、坂本龍一と別の曜日担当の渋谷陽一とがベスト・ワーストを毎年争っていたのを思い出す。たしかベストDJの1位が渋谷陽一で2位が坂本龍一。ワーストDJの1位が坂本龍一で2位が渋谷陽一だったと記憶している。それだけ注目のあった番組だったということなのだろう。

そんなYMOが散開した時は本当に残念だった。
だから復活して東京ドームでライブを行った時は必死になってチケットを入手し、長年の思いを胸に見に行ったものである。ほとんど新曲で懐メロライブにはならなかったので、昔の曲を楽しみにしていた観客には不満もあったろうが、彼らは再結成でも昔を振り返るわけではなく新しいテクノを模索していたようだ。

そしてそれは今に至っても同様で、プロジェクトとしては細野晴臣と高橋幸宏の2人だけで組まれたユニットであるSketch Showなんだけども、レコーディングやライブに坂本龍一も参加して、結構柔軟に、自由に自分たちの今の音楽を作り続けている姿には感銘する。

次のアルバム早くでないかな。


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「THE INCREDIBLES」 [Music]

つい先日公開された『Mr.インクレディブル』のサウンドトラック。

映画を見てあんまり気に入ったので早速購入してみた。
いやもうこれが何というかカッコよくって飽きずに何度も聴いてしまうほどであった。iPodにも入れちゃったし。

とにかく懐かしくて新しい雰囲気が抜群。007シリーズのジョン・バリーの曲を彷彿とさせたかと思えば、『スパイ大作戦』のラロ・シフリンばりの雰囲気もあったり、さらには『タワーリング・インフェルノ』時代のジョン・ウィリアムスっぽい感じも醸し出していて、と、それらはもちろん劇中の演出があってそれに合わせたものとなっているのだろうが、そうした曲調がまた最近にはないせいか、加えてジャズも取り入れているということもあるのだろうけども、やたらモダンで映画を楽しく盛り上げる効果を担っているのだ。

作曲はマイケル・ジアッチーノ。この作品が劇場用大作映画の初作品となるようで、今後が非常に楽しみである。

サントラであらためて気付いたのだけど、この作品がピクサー作品としてははじめて主題歌というものがない作品なんだな、と。ディズニーとしてもアニメーションでは珍しいのではないだろうか。そういう意味では映画の感想の方でも書いたけれど、レイティングがPG指定になったりとかなり監督の意向を汲んだ異例尽くしの作品なんだなということがここからもうかがえる。

サントラ好きなら必聴。ぜひ押さえておきたい作品である。
ここで全曲(それぞれ曲の一部だけだが)試聴ができるので、まずは雰囲気だけでも感じ取って欲しいなと思う。

日本版も発売していて、ディズニーのものはavexが発売していることから最近では全てがCCCDだったのだけれども、この作品はCDDAとなっているようなのでとりあえずは解説付きがよければ安心して購入できるだろう。

輸入盤の方はENHANCED CDとなってはいるがWebサイトへアクセスするメニューが出るだけで取り立てて動画などの特別なコンテンツがあるわけではない。しかしながらジャケットデザインは日本版よりはるかにカッコいいので、値段も安いし曲数も一緒だからこちらの方がオススメかも。


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