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「義経」:総括 [TV / Entertainment]

もう年が明けて2月も後半にさしかかっているところではあるのだが、昨年のNHK大河ドラマ「義経」の総括をしたいと思う。

「義経」については何回か記事にした。一番最初はべた褒めだった。2回目も褒めていたっけ。3回目の記事では第12話まで見ての感想だった。徐々にあれ?という気持ちが出てはいるが、まだこの先に期待をしていた。そして第17話を見たあとの4回目の記事が「義経」について書いた最後となったのだが、ここではかなり不満が噴出していた。17回目と言えば、まだ3分の1を過ぎたところ。ダレるにしても早すぎると思ってはいたのだが、結局その後、壇ノ浦の戦いとその後2話くらいまで見て見るのをやめてしまったのだ。

しかしながら、本当にダメだったのか、何がダメだったのか気になって仕方がなかったので、年末の総集編の後半部分を見たのだが、わかったことはやっぱりダメだったなということだった。

まず基本的な物語の骨格として、義経が清盛を父親と思ってしまったという部分が物語を面白くするどころか帰ってゆがませてしまって失敗したのではないかと思うのだ。なぜならそのことが義経の行動の枷となってしまって、常に平家と戦うことに躊躇する形となり、とてものこと弁慶はじめ従卒たちが義経の人を引きつける魅力にとりつかれたとかいうのが信じがたく、説得力力のないものとなっているからなのだ。この人のためなら命を投げ出してもいいとはとても思えない主人公で、カリスマ性も感じられないのがとにかく失敗だったように思う。

だが演じる役者に光るものがあれば、それもある程度は克服出来ようが、表情に乏しくセリフがコマ切れの滝沢秀明にそれを望むべくもなく、気持ちがちっとも伝わってこないし、背中が曲がって猫背なので、凛とした佇まいもなく時代劇の所作もよくない。殺陣は早いかもしれないが、本身の刀はあんなにビュンビュン振り回せるような重さではないだろうし、その刀の軽さを感じてしまうところにリアルさがないので、アクロバティックかもしれないが時代劇としてはNGではないだろうか。

静御前もだめかなあ。「しずやしず」の場面も、舞踊の基礎がないから気持ちが伝わらないし、歌が下手だからか自分で歌ってなくて吹き替えだし、あれではなあ。

それから武蔵坊弁慶もひどかった。これは松平健がひどいというより、もともとの弁慶の設定がダメなのだろう。弁慶は大きくて怪力というだけではなく、知識も豊富で折衝能力にも長け、戦術家でもあるというのが大体の通例であろうと思う。そうでなければ後半の勧進帳が生きてこない。あの場面こそ弁慶の神髄を示すもののはずだ。しかし前半からの弁慶はあくまで義経の従卒のひとりという程度の扱いしかなく、皆をひっぱていくような統率力というものもほとんど表現されていなかった。極めつけは泳げない弁慶がおぼれて千鳥に助けられ、女にはめっぽう弱いという場面だった。あれでは弁慶というキャラクターを殺しているようなものだ。だから個人的には勧進帳の場面は取って付けたような印象しかなかった。笛を落として正体がばれそうになった義経という演出もひどいが、なんとか安宅の関を過ぎてから、義経に許しを請う弁慶という場面でも、義経の方にその決死の思いだった弁慶の心を本当にわかってあげたような演技がなく、興醒めであった。

そしてなによりひどかったのは最後の場面だろう。従卒たちひとりひとりの死に様も、かなり急いでしまった時間配分で、全く切迫感がなかったし、哀しみも感じにくいものとなった。そして仁王立ちの弁慶。一目で人形とわかる弁慶に矢が刺さっても、笑ってしまうしかあるまい。極めつけは義経自決後のCG合成だ。なぜあのようなSF的演出が必要だったのか、理解に苦しむ。

いずれにしてもおなじNHKの「武蔵坊弁慶」とは比べられないお粗末さであったといえよう。かたや「武蔵坊弁慶」は大河ドラマ枠ではなかったため製作予算も少なかったはずだ。画面からもそうした部分は感じられなくもない。しかしそれを補ってあまりあるドラマの骨格の素晴らしさと役者の演技により、何度感動させられたことか。運命に翻弄された義経の儚さもよくわかったし、その義経の純真無垢な部分に、そして弁慶の豪傑な人柄とユーモアに惚れ込んで仲間として加わってきたそれぞれの従卒の気持ちもよくわかったし、なにより弁慶と玉虫、小玉虫親子の情愛に胸打たれるのだ。ラストの仁王立ちに玉虫への手紙がモノローグで被さる場面は涙なくして見ることはとてものことできないのだ。

話を「義経」に戻すが、結果としてはよく知られた話だったからこそ、よく知られたような作りにした方が良かったのに、オリジナリティを出そうとして、役者もそれについていける技量もなく自滅していったという印象だ。

とりあえず2年続けてジャニーズの人気者のだめな演技に翻弄された大河ドラマであった。その後昨年末から時代劇専門チャンネルで放送された「元禄繚乱」を見たが(これは本放送時も1年通して全話楽しんだ作品だが)、浅野内匠頭を演じた東山紀之やその弟浅野大学を演じた赤坂晃などはジャニーズであっても素晴らしい演技だったと思う。しかしこの作品で吉良義周を演じた滝沢秀明や四十七士のひとり矢頭右衛門七を演じた今井翼はやっぱりダメだった。セリフが頭に入っていないから、覚えたことを上っ面でしゃべっているだけに聞こえるので、ちっともその役の人物の声として聞くことができないのだ。今回の義経でもそうだった。ちゃんとできる先輩もいるのだし、ミュージカルなど演劇分野にも進出していてそれなりの成果を上げているのだから、もっともっと演技の訓練と舞踊などの所作と、そして滑舌よくしゃべる練習をしなければダメだろう。

華のある若手男優も少ない中で、どうしてもジャニーズのタレントに頼る部分はあると思う。それはそれで構わないと思うのだが、ドラマの質、映画の質を落とさぬよう製作者側にもこれでよしとは思ってもらいたくないものだ。一番恐れるのは、見ている側がこういうもので満足と思ってしまうことだ。そうして作品のレベルが徐々に下がってしまっては日本のドラマや映画の行く末が心配になってしまうのだ。

さて、既に始まっている今年の大河ドラマ「功名が辻」は果たしてどうなのか。いまのところ見逃さず全話見ているが、こちらの感想はまた改めて書こうと思う。


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オリンピック中継 [TV / Entertainment]

トリノオリンピックが始まった。
夏より見ていて楽しい競技が多いのでついつい見てしまうのだ。日本選手の活躍も楽しみだしね。

前回はアメリカだったので時差の関係でとんでもない時間帯のテレビ放送だったと記憶しているが、今回はヨーロッパなので、比較的見やすいかな、と思う。このあたりはF1中継でも一緒で、アメリカやカナダグランプリはなかなか生中継で見るのはしんどい。結果を知ってからは見る気がなくなるし、応援のしがいもないというもの。できれば生で見たいのだ。

そんなわけでまずはしょっぱなから注目の競技「フリースタイルスキー・女子モーグル」が始まったので見てみた。どのチャンネルで見ても基本的には同じもの。CMがないのと、余分なタレントが日本のスタジオでバカ騒ぎをしないだけ見やすいので、NHKのBS1を選択。実況は小島秀公というテレビ東京のアナウンサーのようだ。

競技は面白かった。また下手にアナウンサーが視聴者を無視してひとり興奮しすぎないもまあいい。でもなあ、なんであんなに「里谷、里谷」言うかね。確かに事前の予想でも結構里谷の方が上村よりも結果を出せそうな話を聞く。過去のオリンピックの結果を見てもそうなのかもしれない。それにしたってあくまで予選モードでの結果だけれど上村の方が上位だったわけだし、注目度だって少ないわけでもない。オリンピック以外の普段の競技の中での活躍を見ても、モーグルという競技に注目を集める効果を担ってきたのは上村の方だろう。だからといって「上村、上村」と言って欲しいのではない。偏るなよ、と言いたいのだ。

どうしてなんだろうね。あそこまで話題が偏ると、何か意図的なものを非常に感じるのだけれどなあ。見ていてその辺が非常に不愉快だったなあ。

さて、決勝はどうなるだろう。実況はどうあれ各選手の活躍には期待したいね。


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「24時間テレビ:愛は地球を救う」 [TV / Entertainment]

今年も始まりました日本テレビの恒例の「24時間テレビ」。

始まった当初は24時間放送自体が珍しいものだったし、手塚アニメなんかも楽しみだった(小学生だったしね)のでよく見ていたのだけれど、100kmマラソンを始めた頃から見なくなってしまった。

ひとつには、当初はもう少し真摯にチャリティーを行っていたように思うのだが、番組の内容が、そうしたチャリティーに絡んだ骨太なドキュメンタリーから、バラエティー化してしまって、“演出”が見え始めたことがその要因としてあげられる。

他のスポーツ番組、特に世界的イベント(オリンピックや世界水泳や柔道、陸上、そしてサッカーなど)でもそうなのだが、テレビ局が勝手に盛り上がって興奮して感動を視聴者に押しつけてくるのが鼻につくのだ。感動なんてものは見た人に委ねればいいことであって、ここで感動しなよなんて大きなお世話以外の何者でもないのだ。

そういう風潮がこの番組にも大いにあって、このチャリティー番組を通して何をしたいのか、これまでどうしてきたのか、世の中のどういうところに光を当てて、こういう現状を皆さん知ってくださいと訴えるのか、そういう基本的な部分がなんだか不足しているのがどうなのかなと思うのだ。

もちろんそれでも実際に募金される善意の行為自体は、この番組があるからこそなされていることであって、たとえそれが人寄せのタレントたちによって注目を集めているだけとしても、そのこと自体、長い間続けてきたってことには頭が下がることでもある。

ただ、やはり本来の趣旨からずれて、ただのイベント番組でしかないのだとしたら、チャリティー行為が1年を通してこの1日だけとなってしまって、継続性はないということにもなってしまうだろう。

ここはやはりなぜこの募金活動が必要で、そのお金がどう使われて、だからみんな普段からもう少しこういうことに関心を持とうよって、ストレートに訴える方が好感が持てるんだけど、それではやっぱり数字(視聴率)も取れないし、数字が取れなければ募金も集まらないし、スポンサーからの寄付もないだろうし、やる必要ないんじゃないなんてことになりかねないからこうなっているんだとしたら、やらないよりましかもしれないけれども悲しいね。


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WOWOW dramaW「祖国」 [TV / Entertainment]

日曜の夜8時は、当初ほどの期待は既になくなっているのだけれど、いつものごとく大河ドラマ「義経」を見ていたので、うっかり忘れてしまって途中から見たのを悔やまれることとなった。

WOWOW制作のオリジナルドラマ。「dramaW」と銘打ったこの企画は、かなり良質のコンテンツを生み出していることで注目を浴びているし、有料放送の今後のあり方を考える上でも毎回結構期待しているのだ。

その「dramaW」で「戦後60周年特別企画」として制作されたのが、今日放送された「祖国」だ。

原作・脚本が山田洋次。監督は「岸辺のアルバム」などを手がけていた堀川とんこう。出演に上川隆也、マコ・イワマツ、木村佳乃、森口瑤子、高橋マリ子、南田洋子。

戦時中特攻隊として出陣した兵士が、南の島で現地の人間として生きながらえ、パイロットとして生活していたところへ日本人商社マンと出会ったことで、祖国日本を思い出し、故郷を訪ねる。息子が死んだということを受け入れることができなかった母親だけが息子の無事を信じて待ち続けており、その母との再会をついに果たす…。

直接的に戦争をストレートに描くことはないのだが、家族の思い、人の絆、やさしさ、そういうものが役者の演技もあいまって、胸にしみいる良作となっていた。母親との再会の場面では涙を抑えることができなかった。

惜しむらくは、ラストの上川隆也のモノローグがややくどく感じられたことくらいか。その内容はそこまでストレートに言葉にしなくても、見ている人たちには十分伝わったと思うので、あれだけはなくても余韻が残って良かったのではないかなあと思った。

是非再放送時には見逃した前半をちゃんと見てみたい。


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「義経」:第17回 [TV / Entertainment]

ここまでなんとか欠かさず見てきた大河ドラマ「義経」。

初回は面白かったし、暫くよくって、さて、前回の記事を書いた時も、まだまだ期待できそう、なんて書いたのだけど、ここ数回見ていて、だんだんと「う〜むこれでドラマとして成立しているのだろうか」と思うことしきりなのである。

特に今回はそう思った。
今回の東大寺焼き討ちなどは、平家に対する民衆の反感が高まってくる大事な事件であるにもかかわらず、あまりの簡単な表現なので見逃してしまったらどうするのだろうと思ったし、また知盛の戦いっぷりももう少ししっかり描かないと、平家に対する反感が福原遷都を強行した清盛一人に集中するだけで、「傲る平家」というイメージのないまま源平の戦いになっていくのはどうなんだろう(宗盛にそういう部分が少し描かれていたけれどね)と疑問の残る話の展開であった。

またこれまでにも何となく感じていたことだけれども、どうもこの「義経」は会話を中心としたシーンを挟み込んで、肝心の歴史上の出来事というか、ドラマの流れ上ポイントとなるような出来事をかなりあっさりナレーションで済ましてしまう傾向があって、また登場人物の感情表現なども、セリフやナレーションで語ってしまい、絵で見せる力に欠けるような気がするのだ。

最初の頃の常磐が出ていた頃や平重盛がいた頃はまだ役者の表情などの演技で、ドラマをもり立てていたのだが、今はそれもない。大体が清盛を演じている渡哲也もセリフの言いまわしは単調でコマ切れ、表情にも変化が少ないし、弁慶の松平健もコメディ演技にちょっと無理があるような堅さもあって、同様に表情に乏しくセリフがコマ切れの滝沢秀明も、ドラマにとけ込んでいない、あの時代の世界の中に入り込んでいない浮いた印象を感じさせ、どれもこれもマイナスの方向に向かいつつあるように感じるのだ。

セリフのコマ切れはもしかすると演出の問題もあるのだろうけれど、多分に脚本にも問題があるのではないかと思う。特にシーンシーンをナレーションで繋ぐだけというのは脚本家の問題であろう(撮影可能かどうかという予算の問題もあるのかも知れないけれど)。

セリフといえば今回、静が千鳥に向かって「千鳥か」と言ったのはどうにも理解ができない。なぜあれほどに上からものを言えるのか。白拍子と漁師の娘の身分の差ってどれほどのものなのか。とにかく違和感があって仕方がなかった。

こんなことを感じてしまうのも、今同時期にスカパー!では、個人的に過去の大河ドラマで最も面白かった「太平記」と、これは大河ではないのだけれどNHKの時代劇で「武蔵坊弁慶」を放送しているので、ほぼ同時期の物語として、どうしても比較せずにはいられず、「義経」のやや稚拙なドラマとしての出来に、最初の印象が良かっただけに、ちょっと失望に近い気持ちを持ってしまったからでもあるのだ。

もう少し頑張って見続けようとは思うのだけど、今後の展開によってはどうなのかな。やめちゃうかな。


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「義経」:第12回 [TV / Entertainment]

今回の大河ドラマはここまでなんとか全話見続けている。先日の放送でもう12話だ。

さて、前回の記事で滝沢くんが出てくるこれからが正念場、と書いたが、ここまで見てきて果たしてどうだったか。

う〜ん。『新選組!』の香取慎吾よりはましだけど…、演出のせいかもしれないんだけど、表情に乏しいかなあ。それと時代劇独特のセリフ回しが、どうしても一定のリズムでとぎれとぎれになって、役に入り込んで自然に口から出た言葉って気があんまりしないのももう一つだなあと感じる要因かも。

その点、これも前回も書いたのだけど、平重盛役の勝村政信はとにかくうまくって要所要所を締めていて、他のベテラン俳優以上にこの作品に重みを与えているように感じるのだ。

その重盛が今回の12話で亡くなってしまった。物語の流れで致し方ないのだけれど、ちょっと残念だなあ。特に今回の病床を見舞う清盛(渡哲也)とのシーンは完全に渡哲也以上の、まさに夜叉になった演技だったと思う。

さて、木曾義仲も出てきて、ちょっと一休みだった物語が、これから徐々に動き出すようだ。

まだまだ期待できそう、かな。


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うらやましーぞ、枡野くん [TV / Entertainment]

とりあえず「TV/Entertainnment」のカテゴリーに分類したのだけど、テレビの話題ではない。

みたび登場眞鍋かをりさんです。彼女のBlogの最新記事で、歌人の枡野浩一くんとの対談の話題が掲載されていた。

枡野くんは多方面にわたって活動しているので知っている方も多いと思う。テレビも結構出てるしね。そういえば「しゃべり場」なんかにも何回か出演してましたな。

あとウチは「毎日新聞」を購読しているのだけど、ここでも連載記事があったりして、ただの歌人ではない才能を感じている。

その枡野くんが眞鍋かをりと対談なんて、うらやましいなあ。

で、なんで私が「枡野くん」だなんてずいぶんと馴れ馴れしい書き方をしているかといえば、その辺の詳細を書くと自分自身が何者かが分かってしまうので、ってわかったっていいんだけど、「MK」というペンネームで書いている以上そこは伏せておきましょう。ただ、馴れ馴れしく呼べる関係はあるってことで…と、いっても、かなり長い間合ってないなあ。果たしてそんなで親しげに「枡野くん」だなんて言っていいのだろうか…(微妙だ)。

Webの仕事ってタレントさんと会うことってめったに(というかほとんど)ないんだよなあ。普通CMやらポスターやらで既に完成された素材をもらってサイト制作をすることがほとんどだからね。Web独自の企画もなくはないのだけど…。Webだけの企画の場合は予算からいってもとってもタレントさんを使うなんて厳しいよね。

ああ、どーでもいいけど枡野くん、サインまでもらったりして、うらやましーぞっ!


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言葉遣い [TV / Entertainment]

先日の「滑舌」の記事に続いてアナウンサーの言葉。

今日からF1の開幕で予選の生中継をスカパー!のフジテレビ721で見た。実況は伊藤アナウンサー。これまで地上波は担当していたけれどもスカパー!では今年からだろうか。

予選は雨の天気で大荒れだった。

そこで気になったのが伊藤アナの言葉。「今宮さん、これ、雨的にはどうでしょう?」

「雨的」ってあなたそれ…どこの言葉ですか? アナウンサーが使うような言葉じゃあないでしょうに。「よろしかったでしょうか?」とか同じレベルじゃないの。中野アナのかみかみニュースに文句言えないんじゃない?


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滑舌 [TV / Entertainment]

かなり前から朝は「めざましテレビ」を見ている。八木アナウンサーが司会をしていた頃からだから相当前だ。しかもその頃ディノスで“めざまし君時計”を買っちゃったし。

それはさておき…

ここのところ毎朝気になるのが中野アナウンサーのしゃべりだ。下手だ下手だと言われ続けているようだけど、ルックスからか人気は高いようだ。フジテレビとしても看板の扱いなのだろう。しかしその人気がどうあれアナウンサーを標榜するならやはりしゃべりには人一倍気を遣うべきだ。一向に上達の気配が見えないのはどうしたことか。

バラエティなどでのアドリブのしゃべりはまだいい。ところがひとたび原稿に目を落とすと必ず「噛む」のである。原稿をわかりやすくしかもつっかえずに読むなどというのはアナウンサーとしての最もベーシックな基本中の基本ではないのか。

どうも様子を見ていると、今目で追いかけている文字をそのまま発音しているようにしか感じられない。朗読の方法というのは、小学校の国語の時間にも教わったものだが、今声に出して読んでいるところよりも目は少し先を進んで見れば、次に来る言葉が推測されて、息継ぎの場所やアクセントの抑揚などをきちんとおこなえるものだと思うのだけれど、そういうことってアナウンサーとしての研修では教わらないのかな。また自分でこれではダメだと練習したりしないのだろうか。

ところでこのことと関係があるかどうか分からないのだけど、最近、CMなどでも思うのだけど、若い女性の滑舌が一様によくなくなっているのではないだろうか。電車内などでの高校生の会話を耳にすると、男性でも悪くなっているようだけれど、傾向としては女性の方が発音がはっきりしなくなっているような気がするのだ。

アゴが小さくなって口が大きく開かないからかもしれないし、また結構若い女性はボーっと半分口を開けてることがあったりしてアゴの締まりがないせいかもしれないのだけれど、話す時にあまり口を動かさないのではないかな。聞いているとどの音も母音が「a」に集約されるような感じがする。

例えば、「ねえ、ねえ。さっき、チョーむかついたんだけど、ありえなくない?」みたいな言葉を話す時に、なかなか文字では表しにくいけれど、「ね(ぁ)、ね(ぁ)。さっき(ぁ)、ちょ(ゃ)ーむかついだんだけ(ぁ)ど、ありえなくな(ぃ)?」というように聞こえる気がする。(「ねえ」は「なあ」に近いし、「チョー」は「チャー」、「だけど」は「だかど」、最後の「ない?」は「い」が聞き取れず「な?」か「ね?」に聞こえるのだ)

歌手だとELTの持田香織にその傾向があるかな。

テレビに出て影響力のある方々はもう少し言葉を、言葉の種類や意味だけでなく発音も大事にして欲しいな。

ウ〜ム…耳がオカシイ…かな。


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メガネっ娘 [TV / Entertainment]

今日放送の「ウチくる!?」。
ゲストはTake2の東貴博だったのだけれど、そこへ現れたのが眞鍋かをりだった。前回、眞鍋かをり自身が出演した際に、東貴博が飛び入りしたお返しということだった。

驚いたのはその眞鍋かをりがメガネをかけて現れたことだ。
自身のBlogで、メガネ姿の写真が大いに話題になったことを本人も承知した上でテレビであえてメガネをかけてきたと見た。なかなか似合っているので何も言うことはない。

メガネといえば、私もメガネをしていて、たまに使い捨てのコンタクトをするのだが、その使い捨てのワンデーアキュビューのテレビCM。これまでのCMや2ウィークアキュビューのCMでもそうなのだけど、メガネも似合うんだけど、コンタクトにした方が明るいねっていう感じのタレントさんが多かったように思うのだけど、今のCMでは明らかにメガネをしている時の方が魅力的である。そう感じられてしまうっていうのはCMとしては逆効果なんじゃないかなって心配してしまうくらいだ。

アラレちゃんが人気だった頃、メガネをすることに後ろめたさを感じなくなったって話があったのだけど、メガネって今でもマイナスポイントなんだろうか?


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